金ケ崎町議会 > 2016-06-06 >
06月06日-02号

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  1. 金ケ崎町議会 2016-06-06
    06月06日-02号


    取得元: 金ケ崎町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-01
    平成28年  6月 定例会(第4回)            平成28年第4回金ケ崎町議会                定例会会議録議 事 日 程 (第2号)                    平成28年6月6日(月)午前10時00分開議       開  議                               日程第 1  一般質問日程第 2  報告第 1号 平成27年度金ケ崎町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告につ              いて                          日程第 3  報告第 2号 平成27年度金ケ崎町浄化槽事業特別会計繰越明許費繰越計算書              の報告について                     日程第 4  議案第 1号 監査委員の選任に関し同意を求めることについて      日程第 5  議案第 2号 金ケ崎町税条例等の一部を改正する条例の専決処分に関し承認              を求めることについて                  日程第 6  議案第 3号 行政不服審査法の全部改正に伴う関係条例の整備に関する条例              の一部を改正する条例の専決処分に関し承認を求めることにつ              いて                          日程第 7  議案第 4号 金ケ崎町立幼稚園設置条例の一部を改正する条例の専決処分に              関し承認を求めることについて                     散  会〇出席議員(16名)   1番  青  木  俊  悦  君    2番  千  葉  良  作  君   3番  阿  部  典  子  君    4番  高  橋  美 輝 夫  君   5番  有  住     修  君    6番  巴     正  市  君   7番  阿  部  隆  一  君    8番  及  川  み ど り  君   9番  千  葉  正  幸  君   10番  山  路  正  悟  君  11番  梅  田  敏  雄  君   12番  千  田     力  君  13番  千  葉  和  美  君   14番  千  葉  正  男  君  15番  佐  藤  千  幸  君   16番  伊  藤  雅  章  君 〇欠席議員(なし) 〇説明のため出席した者       町        長     髙  橋  由  一  君       副    町    長     小 野 寺  正  徳  君       教    育    長     新  田     章  君       監  査  委  員     髙  橋  順  一  君       参 事 兼総合政策課長     高  橋     修  君       財  政  課  長     千  葉  達  也  君       会計管理者兼税務課長     高  橋  真 貴 子  君       住  民  課  長     小  澤  龍  也  君       保 健 福 祉 センター     千  田  美  裕  君       事    務    長       子 育 て 支 援 課 長     及  川  美 奈 子  君       生 活 環 境 課 長     阿  部  一  之  君       商 工 観 光 課 長     高  橋  文  浩  君       農 林 課 長(兼)     髙  橋  義  昭  君       農 業 委員会事務局長       建  設  課  長     菅  原     睦  君       水 処 理センター所長     高  橋  宏  紀  君       教 育 次 長(兼)     千  田  浩  身  君       学校給食センター所長       中 央 生 涯 教 育     伊  藤  明  穂  君       セ ン タ ー 所 長 〇本会議に出席した事務局職員       事  務  局  長     後  藤  清  恒       副    主    幹     千  田  美  和       主        事     滝  田  美  優 △開議の宣告 ○議長(伊藤雅章君) ただいまの出席議員は16人であります。 定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。 直ちに本日の会議を開きます。                                (午前10時00分) △議事日程の報告 ○議長(伊藤雅章君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付のとおりであります。 △一般質問 ○議長(伊藤雅章君) 日程第1、一般質問を行います。 一般質問は、あらかじめ通告されておりますので、通告の順に従って質問を許します。 14番、千葉正男君。           〔14番 千葉正男君登壇〕 ◆14番(千葉正男君) おはようございます。14番、千葉正男です。 きのうは晴天の中、第34回の金ケ崎マラソンが全国各地から2,000名を超える申し込みを受ける中で盛大に開催されました。本町で全国的な規模で大会するのは、この後岩手国体のみと思われます。このことを中心に、さきに通告してあります項目について、町長には2項目、教育長には1項目を質問いたします。 初めに、岩手国体の準備状況についてをお伺いいたします。このことにつきましては、過日行われました全員協議会の中でも報告があり、同僚議員からいろいろ質問されております。回答もいただいております。若干重複するところもあろうかと思いますけれども、ご回答をよろしくお願いいたします。 昭和45年開催以来2回目、2巡目となる希望郷いわて国体開幕まで、いよいよ残り4カ月余りとなりました。当町では、少年男子ソフトボール会場となり、全国から訪問される選手や観客の皆様を温かいおもてなしの心で迎えられるように準備が進められています。省みますと、平成11年に開催いたしました岩手インターハイでは、今回同様、高校男子ソフトボール会場となり、365日、あるいは100日前記念イベントや、一人一役運動、開会式でのアトラクション、自治会応援団等、町民こぞって大会を盛り上げ、感動を残し、終了したことを記憶しております。 今回の国体は、インターハイより参加チームも少なく、大会的には小規模になることは否めません。しかしながら、大会を受け入れる町民の思いは変わらないものと信じております。 当町では、早くに準備を進め、昨年プレ大会も開催し、あとは本大会を待つのみであります。しかしながら、残念ながら現在のところ我々一般町民までには、その情報がなかなかおりてきておりません。計画がどこまで進み、今後どのような協力が求められるのでしょうか。そこで、現在の準備状況、これからの計画についてをお伺いいたします。 1つには、競技運営全般についてであります。2つ目には、会場運営準備状況、3つ目には、町民の小学校、中学校、高校、企業、一般町民、協力項目と、その進捗状況、4つ目には、選手、いわゆる金ケ崎高校への強化策という状況についてをお伺いするものであります。 次に、就職者支援策についてをお伺いいたします。農業、工業、商業、三位一体のまちづくりを目指す当町にあって、工業、いわゆるものづくり産業の果たす役割は大きく、自動車関連産業を中心に半導体、医薬品、そしてシューズ生産等、多種多様な産業が日々生産活動に励んでおります。本年も、各企業には新入社員が入社し、若々しい活気あふれる風景が散見されます。 本町のものづくり産業を支える各企業の本年度の新卒採用者はどの程度となり、内訳として金ケ崎町民と他市町村の採用割合はどのようになっているのか、把握しておりましたらお伺いをいたします。また、できれば出身校別にどのような分布になっているのかお伺いをいたします。 毎年4月には、進学や就職のために金ケ崎町を離れる人が多いのではないでしょうか。転出をできるだけ減少させるためには、町内企業への就職を推進し、雇用の場を確保することが定住策となり、まちづくりの第一歩と考えます。 そこで提案ですが、各企業に対し、町内在住者の新卒を採用した場合、助成する制度を考えてもよろしいのではないでしょうか。もし現在類似するような制度があるならば、さらにこの内容の充実を図ることや、新しい制度を導入するなど検討を望みますが、その考えをお伺いいたします。 最後に、教育長に学校教育についてをお伺いします。平成27年度教育行政方針において、「健やかな身体を育む教育の推進」の中に、小学校児童運動能力が全国や県平均より下回る傾向にあり、その改善を図るため、学校経営の重点指導項目の中に具体的に位置づけるとされております。具体的にはどのような対応が行われるのかお伺いいたします。 また、すぐ成果が出るものではないと思いますが、どのような感触を持たれているのかお伺いいたします。 また、コミュニティスクール制度導入について、本年度明らかになりましたが、これまでも学校評議員制度がある中、さらに学校と家庭、地域との連携をより一層深めるため、開かれた学校づくりに向け、導入の準備が進められております。そこで、これまでの学校評議員制度を検証する意味から、昨年度の学校評議委員会の開催状況、委員会での出されたご意見、改善策等、状況をお伺いいたします。 また、新制度導入に向けた進捗状況、現在の状況をお伺いいたします。 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(伊藤雅章君) それでは、答弁願います。 町長。           〔町長 髙橋由一君登壇〕 ◎町長(髙橋由一君) 14番、千葉議員のご質問にお答え申し上げます。教育長にもお尋ねでございますが、私のほうから先に答弁をさせていただきます。 また、千葉議員から冒頭お話がありましたように、昨日の34回の金ケ崎マラソン大会におかれましては、千葉議員みずからリーダーとして組織をまとめ、活躍の成果が大会を盛り上げていただいたと、こう思って感謝をいたすところであります。どうもありがとうございました。 さて、岩手国体に関するご質問でございますが、希望郷いわて国体第71回国民体育大会、10月1日、北上総合運動公園北上陸上競技場で開催される総合開会式を皮切りに、10月2日から県内各市町村で正式競技が始まります。本町では、お話しのとおり、少年男子ソフトボール競技森山総合公園野球場金ケ崎中学校ソフトボール会場の2会場で開催されるわけでございます。種目ごとの開会式は行わず、始球式の後競技開始と、こうなっておるところであります。 さて、ご質問の1点目でございます競技運営全般準備状況についてお答えをいたします。競技運営は、日本ソフトボール協会と岩手県ソフトボール協会が担当し、審判員や記録員、高校生の競技補助員の選任、そして当日の試合運営を行うと、こうなっております。 本町の役割は、競技運営以外の内容で会場の整備、選手、監督の宿泊あっせん移動用バスの提供、弁当のあっせん、試合を観戦される方へのシャトルバスの提供、そして町の特産品等の振る舞い提供といった主なおもてなしの部分がございます。このうち選手、監督への宿泊あっせん移動用バスの提供につきましては、岩手県と県内各市町村が共同で、その業務を大手旅行代理店に委託して進めていると、こういう状況でございます。 少年男子ソフトボールは、1チームの選手13名と監督等3人の16人のチーム、13チームが町内の3つの温泉施設と県立農業大学校の寮に宿泊をすることが決まっておるところでございます。 次に、会場運営準備状況についてお答えをいたします。昨年度リハーサル大会では、特に大きな問題もなかったことから、その実績に基づき準備を進めているところでございます。また、中学校ソフトボール場には仮設のスタンドを新たに設置するほか、両競技場での外野フェンスや競技本部の設置など、仮設物についてはレンタルにより整理をする予定でございます。現在、その業者選定作業中でございます。6月中旬をめどに決定をいたしまして、9月23日から大会前日までに設置完了と、こういう状況でございます。 次に、町民の皆様にご協力をいただきたい項目と進捗状況についてお答えをいたします。ご協力いただきたい項目は、花いっぱい運動とチーム応援であり、昨年12月と本年4月の自治会長会議、5月31日開催いたしました自治会長、体育部長への希望郷いわて国体説明会におきまして、お願いをいたしておるところでございます。 まず、花いっぱい運動につきましては、昨年度実行委員会が配布いたしました花の苗をプランターで育てていただいたところでありましたが、本国体におきましては、選手、監督全てが町内の宿泊施設に宿泊することから、町内の沿道を花で飾ってもらえるよう、各地域や自治会にある既存の花壇等に花を植えてもらい、それにかかる経費を謝礼として負担することで、運動の展開をお願いいたしております。 次に、応援についてでございますが、今回の出場チームは、全部で13チームとなりますので、1チーム当たり3から4自治会をお願い、割り当てをいたしまして、応援をお願いいたしているところでございます。 競技が10月2日の日曜日から始まりますので、2日につきましては自治会応援を主に、3日、4日につきましては自治会応援に加え、各小中学校の全校応援を計画いたしております。自治会と小中学校が一体となった応援で盛り上がるように、スポーツ推進委員による応援団を検討しているところでございます。 次に、選手強化と現状について申し上げます。現在金ケ崎高校国体強化指定選手は、ソフトボール部員1人、ソフトテニス2人、馬術1人の4人であり、町内在住者ソフトテニスの1人でございます。国体強化選手は、県体育協会内の第71回国民体育大会強化委員会による指定選手強化事業が行われているところでございます。町としては、従前からソフトボール競技に限らず、町内に住所を有する選手が県の国体強化選手に指定された場合には、スポーツ及び芸術文化活動補助金交付基準に基づきまして、1人につき中高生で3万円、一般で5万円の栄養補給費を支給いたしているところであります。 当町で実施される少年男子ソフトボール競技の岩手県チームにおいては、別に何らかの支援を検討することといたしておるところでございます。 最後に、我々町民までには情報がおりてきていないと、こういうご指摘でございますが、これを受けまして、6月から、仮称ではございますが、準備状況、見どころ等をお知らせをいたす「国体だより」を発行することといたしております。6月は1回の発行となりますが、以降については月2回の発行を予定いたしているものでございます。 次に、ご質問の2つ目でございます就職者支援策についてでございます。当町に立地しております各事業所における本年度の新規学卒者の採用数及び採用者数の出身地につきましては、非公開としている事業所もあることから、これら詳細については町では把握をしていないと、こういう状況でございます。 なお、岩手労働局の公表資料によりますと、水沢公共職業安定所管内における平成28年3月末現在の28年3月高校卒業者就職内定者は347名であり、そのうち県内の就職内定者は218名、県外への就職内定者は129名となっております。県内就職率は62.8%と、前年同期に比べまして4.3%の増加となっております。 一方、大都市圏には多様な職種の求人があり、初任給においても格差も見られる中で、多くの若者が県外に転出しており、そういう状況です。また、岩手県の平成25年3月高校卒業者の1年目、離職率は20.7%と全国平均の19.9%を上回っている状況であり、議員ご指摘のとおり、若者の地元定着に係る支援が人口流出を防ぐという観点からも重要であると、こう認識はいたしております。 町では、高校生の地元就職率の向上と就職段階でのミスマッチによる早期離職を防ぐため、平成27年度から県、奥州市、ジョブカフェ奥州と共催で胆江地区仕事理解ガイダンスを引き続き開催するほか、今年度はNPO法人未来図書館による金ケ崎高校キャリア教育支援プログラム未来パスポート」プロジェクトに協力をし、若者の企業に対する理解を深める取り組みを行うほか、水沢公共職業安定所県南広域振興局と合同で町内の経済団体に対し、地元高校の積極的な採用及び早期の求人票の提出について要請活動を行うとともに、企業訪問の機会を利用し、企業の人材ニーズの把握に努めてまいります。 加えまして、産業振興政策による安定的な雇用の創出拡大や、移住、定住施策の推進によりまして、若者の地元定着や地元回帰への環境整備を図ってまいりたいと考えております。 以上で私のほうからの答弁を終わります。 ○議長(伊藤雅章君) 次に、教育長の答弁を求めます。 教育長。           〔教育長 新田 章君登壇〕 ◎教育長(新田章君) 14番、千葉正男議員のご質問にお答えを申し上げます。 まず、体力や運動能力向上の具体的な取り組みについてでございますが、学校では毎年児童生徒の実態を踏まえ、その年の指導の重点を決め、時間配分等を工夫しながら教育課程を編成し、教育実践を積み重ねているところでございます。 議員ご指摘のとおり、本町の小学生の体力、運動能力につきましては、そのテスト結果から、県や国と比較して体力や運動能力が下回っていることが明らかになっております。このことは、県全体でも同様の傾向であり、県では平成27年度から、昨年からでございますが、体力、運動能力の向上に向け、希望郷いわて元気・体力アップ60運動を推進しております。これは、1日60分は運動しましょうというものでございます。これを受け、本町でもこれについては取り組んでいるところでございます。 教育委員会といたしましては、教育振興基本計画に体力、運動能力の向上を掲げるとともに、指標に20メートルシャトルランで県平均を超えることを設定し、各学校に目標達成のための取り組みをお願いしているところでございます。各学校では、知、徳、体のバランスのとれた生きる力を身につけた人材を育むため、体力、運動能力の向上を学校運営の重点に位置づけて、さまざまな指導や取り組みを継続的に行っているところでございます。 各校の取り組みを幾つかご紹介いたしますと、多くの学校では、朝や業間時間にマラソンや縄跳びを行うとともに、学校によってはマラソンカードや60運動のチャレンジカード等、カードを用いて意欲的に取り組むように工夫している学校もございます。また、学級みんなで遊ぶ時間を設定したり外で遊ぶように促すなど、実態に応じてさまざまな活動を工夫しながら取り組んでいるところでございます。 次に、取り組みの成果についてのご質問でございますが、平成27年度の調査結果では、男子の場合、県平均を上回った割合は38.3%で、女子の場合は31.3%となっており、男女とも県平均を上回っている割合は30%台で、全国平均の比較においても同じような傾向でございます。学校でも、体力や運動能力の向上に向け、限られた時間の中で重点的に取り組んでおりますが、学力と同様、即効性のあるものはなかなかございませんので、長い目で見守っていただければと思っているところでございます。 このような中、テスト結果には具体的な数値としてあらわれてはおりませんが、各学校からは、取り組みの手応えとして、運動に対し意欲的に取り組む児童がふえていることや、外で遊ぶ児童がとても多くなったこと、またマラソン大会や縄跳びの検定があり、目標に向かって頑張ろうとする気持ちが高まってきていること、さらには集団で外遊びを楽しめるようになったなどの報告が届いております。しかし、これは先生方の主観的な見方でありますので、今年度の調査結果等を精査し、本町の課題を再確認の上、必要に応じて指導の改善策を図ってまいりたいと考えております。 次に、学校評議員制度実施状況等についてお答えを申し上げます。昨年の状況につきましては、町内の全小中学校、そして幼稚園で評議員を委嘱し、各校、園で開催しております。小学校は、年2回の開催、中学校は年1回開催しております。時間も1時間から3時間ぐらいで、学校によりさまざまでございます。 次に、評議員会で出されましたご意見を幾つかご紹介いたしますと、学校全体の様子や児童生徒の様子についてのご意見や、学校外で見られる日常の子供たちの様子、授業参観時で見える子供の様子、通学路の危険箇所についてなどのご意見をいただいているところでございます。また、校内での評価や、保護者アンケートによる学校評価の結果などにする学校評価につきましてもご意見をいただいておりますし、学校の指導に期待することや要望などについても伺っているとのことでございます。 評議員からいただきましたご意見の一部を紹介しますと、日ごろ地域で見ていても言葉遣いが乱暴なことが気にかかったとか、地域ではさまざまな行事があり、今後も地域行事等に子供たちが溶け込んで参加できるように、その環境の整備を図っていくので、子供たちに積極的に参加するよう促してほしいだとか、学力向上のためにもスポーツ少年団活動等、生活時間の使い方に問題があるのではないかなどの指摘も出されております。さらには、学校評価について、保護者や教員アンケートの結果を地域にも公表してもよいのではないか等のご意見も出されております。また、いじめ問題への対応や挨拶の指導、遊びや体験活動を探るための活動の工夫、家庭と連携した読書のあり方、朝食のあり方への指導などのご意見もございました。 次に、評議員のさまざまなご意見や提言を受け、改善を含めた学校の具体的な取り組みについて幾つかご紹介申し上げます。 まず、挨拶の指導のあり方につきましては、職員で共通理解を図り、児童への指導や家庭への呼びかけを継続していることや、体力づくりに向け、体育朝会を実施していること、学校の広報に課題となるべき点を意図的に掲載し周知を図るように努めていること、地区の行事や体験活動に積極的に参加するよう働きかけていること、学力向上に向け、スポーツ少年団のあり方を見直すため関係者会議で生活時間への配慮として遅くまでやらないようお願いすることなど、評議員の方々からいただきました意見を各学校では改善すべき課題として捉え、生かしているところでございます。 次に、コミュニティスクール移行への進捗状況はとのお尋ねでございますが、現在コミュニティスクールの導入に向け、国の情報や先進地地区の情報などを取り寄せているところでございます。また、7月の教育委員研修会では、宮城県の先進地の学校視察を行う予定にしておりますし、同じく7月下旬に秋田県で行われるコミュニティスクールの全国大会にも職員を参加させ、全国の先進事例を学びたいと考えております。 一方、校長会議におきましても、来年度からの導入も視野に入れ検討することとしておりますが、現時点では学校評議員制度学校運営協議会へと移行する形で進めていくことが一番スムーズに進むのではないかなと事務局では考えているところでございます。 なお、学校評議員会学校運営協議会との違いは、学校評議員会は校長の求めに応じて開催され、委員からご意見を伺うものでございますが、学校運営協議会は委員全員が学校運営を協議し、校長が示す学校運営方針を承認するとともに、学校運営に対する意見具申ができるなど、学校運営に参画するという形態になっております。そのため、学校行事などにも積極的に参加していただくとともに、保護者や地域の果たすべき役割や取り組みも考えたり、時には一緒に行動することも先進地事例ではあるとのことでございます。 このように学校運営協議会は、学校の外部、内部からも実情を把握し、改善点等を指摘していただくことで、学校運営に対して発言力が増すと同時に、ある程度の責任と申しますか、果たすべき役割を担うものであるものと考えております。このことは、今まで以上に地域に開かれた学校として、また地域とともに歩む学校としての実現が図られるものではないかなと考えているところでございます。 以上を申し上げまして、14番、千葉正男議員に対する答弁を終わります。 ○議長(伊藤雅章君) ここで申し上げますが、上着の着脱につきましては、適宜調整していただくようにお願いいたします。 それでは、これより再質問を許します。 14番、千葉正男君。 ◆14番(千葉正男君) 14番、千葉です。ちょうど30分使っての回答、ありがとうございます。もう少し岩手国体を中心に、ぜひ私も成功させたい、応援したいという町民の思いから詳しい質問をいたします。 まず、大枠については説明いただいたとおりですけれども、お伺いしたいのは、組織というのはどういう組織になっているのか。実行委員会というのがあると思いますけれども、それぞれの町なり、行政職はもちろん入ると思いますけれども、いろんな団体の長なりが入っているものと思いますが、それと大会そのものは、日本ソフトボール協会あるいは県ソフトボール協会等々が運営するという話でありますけれども、本町の場合、その組織も含めて体協との関係、町のソフトボール協会との関係、これはどういう関係になっているのか、まずそこをお伺いいたします。 ○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。 中央生涯教育センター所長。 ◎中央生涯教育センター所長(伊藤明穂君) 14番、千葉議員のご質問にお答えいたします。 まず、実行委員会の構成についてご説明いたします。区分をまず読み上げます。金ケ崎町長が実行委員会会長です。町議会から、伊藤議長が副会長ということでお願いしております。なお、続いて副町長、教育委員会教育長も副会長、そして町体育協会会長、及川さんですけれども、そちらも副会長、そして岩手県のソフトボール協会理事長の立花さんが副会長ということで、会長、副会長はそこまで。そして、委員ということで町議会の佐藤副議長という形で、その他生涯スポーツ事業団の副理事長、町体育協会の副会長、金ケ崎町ソフトボール協会の会長、金ケ崎町スポーツ推進委員協議会会長、金ケ崎町スポーツ少年団本部長、そして金ケ崎高等学校長、金ケ崎中学校長、金ケ崎町校長会長等々、そしてかわったところでは観光協会、県南青少年の家所長、金ケ崎町診療所長、自治会長連絡協議会会長、老人クラブの連合会長、社会福祉協議会会長、芸術文化協会会長、シルバー人材センター理事長、金ケ崎交番の所長、交通安全協会の金ケ崎町分会長、そして消防の分署長、消防団長、交通指導隊隊長、北上駅の駅長、商工会の会長、岩手ふるさと農協の経営管理委員会の委員長、企業クラブの会長、建設業協会会長、そして役場内の各課長等が実行委員会の構成になっております。ちなみに、実行委員会に関しては、4月7日、年度当初に開催し、本年の事業計画を定めましたし、それ以前には昨年のリハーサル大会の状況報告と反省点の共有化などを行っております。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 14番、千葉正男君。 ◆14番(千葉正男君) 14番、千葉です。詳細について説明いただきましてありがとうございます。そこまで求めていませんでしたけれども、まずわかりました。ありがとうございます。 そういった各種団体あるいは行政の各課長等も入り、町民全体でこれを盛り上げようという思いでの実行委員会の編成だと思います。それはそれで形的にはできているかなと思いますけれども、いざ本当にそれが機能しているかというところがちょっと心配なわけであります。そこの話になる前に、ソフトボール競技は花巻会場との関係が非常に深いのではないかなと思われます。先ほど町長の回答では、種目別の開会式は特にやらないと、始球式だけをやってということでありましたので、その花巻会場と金ケ崎会場との関係、種目は対象が違いますけれども、関係性はあるのでしょうか。例えば花巻会場に行って、開会式ないというから、行く必要もないのかなと思うのですけれども、そういうつながりはどういう状況になるのでしょうか。 ○議長(伊藤雅章君) 中央生涯教育センター所長。 ◎中央生涯教育センター所長(伊藤明穂君) ご質問にお答えいたします。 協議そのものに関しては、全くと言っていいほど関係なく進みます。ただし、競技の競技役員ですか、審判等の宿泊地が花巻になります。よって、花巻からの送迎等の手配というか、それらの手配という、送迎を運営側で行わなければならないということになります。運営側というのは、金ケ崎町とか花巻市という意味ではなくて、競技団体という意味ですけれども、そちらが行うということになります。 以上です。
    ○議長(伊藤雅章君) 14番、千葉正男君。 ◆14番(千葉正男君) ありがとうございます。では、競技については金ケ崎会場は金ケ崎会場で進めていいということのようです。確認しました。 ちょっと具体的にPR方法なりの部分をお聞きいたします。まず、盛り上げようとする雰囲気が正直言って私は感じません。やっていることは確かにやっているようです、ぼつぼつと、部分的な話で。点と点はあるのですけれども、それがつながっていなくて町民に全然見えてこないという私のまず印象をお話しいたします。 そこで、町長の施政方針なりでは花いっぱい運動、挨拶運動をやるという話が方針で出ておりますし、教育方針では手づくりののぼり、炬火イベントをやるというような話が方針が3月の定例議会で出されております。花いっぱい運動については、先ほどプランターでという話が町長からありましたので、そういう形で進めるのかなということですけれども、挨拶運動も含めて手づくりののぼり、炬火イベント、これどうやっていくのかなと、今の時期。4カ月あるから、まだいいのかなという考え方と、もう4カ月しかないという、私はどっちかというと4カ月しかないから、それがまだ表に出てこないというのがちょっと心配なところなのですけれども、どういう状況なのでしょうか。 炬火イベント、金ケ崎町のホームページを開いてみました。6月1日更新となっていますけれども、確かに炬火イベントの参加者募集というのがホームページに載っていました。夏まつりの会場で火おこしをやると、聖火ランナーを、リレーマラソンを行うので、参加者を募集すると、炬火の名称を募集すると。ホームページの小さいところに載っていました、確かに。この間の全員協議会のとき、こういう話は一言もなかったし、本当に金ケ崎のホームページのこれを見ている人というのは何人いるのでしょうか。本当に募集するならば、もっともっと広報なりFMの放送だって金ケ崎の時間帯とっているところありますよね。その時間にPRするとか、何かあるはずなのだけれども、全然見えてこないのです。具体的に聞きますと、炬火リレーマラソンを13時から19時30分までやると書いていますけれども、誰がやるのですか。各生活圏を炬火トーチをバトンがわりにリレーして回るという、誰が回るのですか。自治会員ですか、中学生ですか。そういうのが全然見えてこない。自治会の皆さんに、あと体協部長さんにお願いしたという話なのでしょうか。そういう形で、こういうせっかくやっているのが全然表に見えてこないというのがまず1つ。 それから、例えば駅、けさ金ケ崎の駅見てまいりました。確かにおりたところに、希望郷いわて国体、金ケ崎は男子ソフトボール会場というのが1つだけぽんとありました。六原駅、何もありません。希望郷いわてのポスター、金ケ崎の町、商店街は、今役場に来るとき、どこに張っているのかなと見たら、菊地本店、分店、板宮建設、後藤ラジオ店ぐらいです、張ってあるのは。岩手県のポスターです。例えば小学校、中学生にポスターを描いてもらって、それを選んで張るとか、そうすると子供たちも参加する意味合いが出てくるとか、そういう盛り上げようという考えというのはないのでしょうか。そこをお伺いいたします。 ○議長(伊藤雅章君) 中央生涯教育センター所長。 ◎中央生涯教育センター所長(伊藤明穂君) 正直なところ、昨日の金ケ崎マラソンに力が一定程度集中してしまった。結局今後行いますということで、実行委員会等でお話ししている内容が、これからということにはなります。ただし、例えばもてなしで郷土料理、ずるびきなどをやりたいと。これらのことに関しては、関係者と協議をし、合意に至っておってご説明申し上げたというようなことですし、のぼりについても、手づくりののぼりを学校にお願いするということで、これも内々の協議と了解は得ておるところです。炬火イベントに関しては、町民のリレーで盛り上げるということを考えておるところでございますけれども、コース、そして応援、そういうようなものを盛り上がるようにつくり上げないといけないなということで、いろんなアドバイスをいただいております。体育協会の関係者、陸上協会の関係者等から、このままでは、ただやっただけになるよというようなアドバイスをいただいております。それらを参考にさせていただき、それらを具体化しながら、今後のイベントを実施し、盛り上げを図っていきたいということで考えておるところです。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 14番、千葉正男君。 ◆14番(千葉正男君) ぜひ盛り上げて、情報をいっぱい出してというか、要請するのは要請していいと思うのです。協力すると思うのです、町民は。ですから、ただ情報が出てこないから、なかなかどうなっているのだろうという話になりますけれども。 もうちょっとお伺いします。先ほど組織の実行委員会の話を聞きましたけれども、カウントダウンボードが金ケ崎の町、この下に、1階にあります。アースくん、パーラちゃんの中に、きょうで残り118日というカウントダウンをやるわけですけれども、あれが新聞記事によりますと、昨年12月ですかに開所というか、でき上がってカウントダウンはスタートしたということですけれども、あの参加者見ると、町長と教育長と、あとはそれをつくったキリ美装さんの社長さんの3名の除幕でした。んっと思ったのですけれども、別にキリ美装さんが悪いという意味ではないのですけれども、先ほどの組織、実行委員会の組織を聞くと、なぜ町長と教育長だけなのでしょうか。議長も入らない、体育協会の会長も入らない、ソフトボールの協会長も入らない。何か役場だけで物事を進めているようにしか思えないのです。もっともっと町民を、団体の長に呼びかけて、カウントダウンしてこれから始めるのだよという、そういうカウントダウンではないかなと思うのですけれども、なぜあれが町長と教育長と、あと業者の社長だけになったのか、そこをお伺いいたします。 ○議長(伊藤雅章君) 中央生涯教育センター所長。 ◎中央生涯教育センター所長(伊藤明穂君) カウントダウンボードの件です。実を言いますと、製作した事業所さんからは、余り大きなイベントにはしたくないという申し出はありました。それをそのまま実行してしまったものではございます。私自身が、その申し出をそのままうのみというか、してしまったのが実態です。やり方としては、配慮が足りませんでした。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 14番、千葉正男君。 ◆14番(千葉正男君) ちょっと確認しますけれども、あのボードは、キリ美装さんからの寄贈ですか。それでそういう申し出があったと。わかりました。 ○議長(伊藤雅章君) 中央生涯教育センター所長。 ◎中央生涯教育センター所長(伊藤明穂君) 失礼しました。うなずいてしまいましたが、寄贈ではありますが、原材料費のみは支払いはしております。デザイン、加工等に関しては事業者さんがやっていただいたものになります。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 14番、千葉正男君。 ◆14番(千葉正男君) 千葉です。つくるのは業者さんですから、発注はしたのですか。発注に基づいて、キリ美装さんがああいうデザインでつくったのですか。発注もしないけれども、キリ美装さんがあれをつくっていただいたのですか。そこをはっきりしてください。 ○議長(伊藤雅章君) 中央生涯教育センター所長。 ◎中央生涯教育センター所長(伊藤明穂君) 契約行為としては発注ということで、原材料費は購入して支払っております。ただし、そういった申し出があって、それでつくっていただいたということになります。こちらから声をかけたということではございませんで、経過としてはそういうことになります。 ○議長(伊藤雅章君) 14番、千葉正男君。 ◆14番(千葉正男君) ちょっと今のはわかりづらかったのだけれども、発注はしなかったけれども、お金は払ったという意味合いなのか、確認します。要は、こちらで発注しなかったのだけれども、キリ美装さんがつくってくれて、規模的には余り大きくしないでくれという話でああいう形にしたのか、要するにこっちでこういうカウントダウンボードをつくりたいので、キリ美装さん、お願いしますという形で、あっちでああいうデザインでつくってもらって支払いを行ったのか、そこによって違ってくると思うのです、私は。キリ美装さんが、どうぞということで寄贈するならば、その思いで余り大きくしないでくださいと、小さい除幕でいいですよというならばわかります。そうではなくて、こっちで発注して、キリ美装さんがつくったとなれば、発注元がこっちならば、こっちの思いでやっていいのではないですか。そこまで業者さんに、どちらかわかりませんよ、これから回答をもらいますけれども、もしそういうのであれば、そう思うのですけれども、どうでしょうか。 ○議長(伊藤雅章君) 中央生涯教育センター所長。 ◎中央生涯教育センター所長(伊藤明穂君) 発注というよりも、業者さんからの申し出です。申し出に基づいて行っております。それで、キリ美装さんとのつながりにおいては、例えば昨日の金ケ崎マラソンの看板等の作成等も行っておりまして、いろんなおつき合いさせていただいておる中でのお申し出をいただいたということでの経過となります。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 14番、千葉正男君。 ◆14番(千葉正男君) 余りこれにだけこだわるつもりはありませんけれども、申し出があってつくられたけれども、お金は払ったということですね。わかりました。それにしても、希望はそうだとしても、やっぱり体協の会長とか、ソフトボール協会の会長なりぐらいまでは呼ばないと、行政だけで本当にやっているという、町民はそういう目で私は見ると思いますので、これは、こだわりません、回答要りません。そういう思いがしました。 今後のことです、過去の話を言っても、もうしようがないので。今後、さらにこの4カ月で盛り上げていく方法。もっともっと、先ほど六原駅の前の話をしましたけれども、多くの方が出入りするところに、もっとPRする掲示物というか、ポスターなりなんなりを掲げるとか、例えばきのうの金ケ崎マラソン会場で、わんこダンスはやらなかったのですけれども、PRする何かしらの方法があったとか、何かあると思うのです。そういうことをぜひ残り4カ月の中で考えていただきたいと思います。 あと、インターハイのときは残り100日イベントやったのですけれども、今回そういうことを考えておりますでしょうか。 ○議長(伊藤雅章君) 中央生涯教育センター所長。 ◎中央生涯教育センター所長(伊藤明穂君) あと4カ月ないのですけれども、その中で盛り上げるということでの叱咤激励と思います。非常にありがたく思っております。いろんな看板やのぼり旗等について今後設置し、見えるようにしていきたいと思っております。 あと、町長答弁でもございましたとおり、月2回のお知らせ広報等は今後発行する予定ですし、実を言いますと、5月から広報かねがさきのある部分に国体のPRの記事は載せておるところです。いろんな媒体を使ってPRには努めていきたいと思います。 100日前のイベントですけれども、現在これをやるというふうな具体的なものまでは決めておりませんが、やるということでは考えております。これから考えるものとなります。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 14番、千葉正男君。 ◆14番(千葉正男君) 100日前というと、きょうは118日前ですから、あと18日、その辺にぴったしやるとは限らないのですけれども、やるならば、本当にもう具体的な話が出て準備を進めなければならない時期に来ていると思うのです。いずれあと8分しかありませんので、これだけやるわけにはいきませんので、お願いです。 前段から申し上げているとおり、町民は盛り上げようという思いはあると思います、協力しようという思いがあると思います。ただ、その協力の仕方、要請のされ方等々がなかなか見えてこないと。いや、自治会長に落としたという話はあるかもしれませんけれども、それ以外の媒体も使いながら、ぜひ盛り上げて、13チームですか、来るチーム、全国から来るチームの選手、監督、そして応援の皆さんに気持ちよく金ケ崎の時間を過ごしていただければという雰囲気をしっかりとつくってほしいのです。あと4カ月、118日しかありません。あと4カ月あるのではないのです、118日しかありませんので、そういう思いでぜひやっていただきたいなと強くお願いをいたします。国体関係は、もうこれで終わります。7分しかありませんので。 次に、就職者支援策については、回答でわかりました。なかなか集約するというのは難しいというのもわかります。ですが、とにかく金ケ崎の町は農業、工業、商業とは言われつつも、工業の果たす割合は大きいので、ぜひできるだけ多くの働く場を金ケ崎でつくり、そこに地元の人が残るというのが理想だと思いますので、そういう環境づくりをぜひしてほしいなと思います。 企業によって、企業の業績によって従業員の異動等々が大幅に変わるということでありますので、なかなか計画的にというのはいかないと思いますけれども、いずれそういった形でぜひ定住、要するに転出する人ができるだけ少ないような環境をつくってほしいなと思いますが、住民課長にお伺いしますけれども、3月、4月の人口異動というのはどういう状況なのでしょうか。要は就職とか進学とかで金ケ崎を離れる人と、就職で金ケ崎に入ってくる人と、どういう分布になっていますか。もしわかりましたら、回答をお願いします。 ○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。 住民課長。 ◎住民課長(小澤龍也君) お答えいたします。 確かに2月、3月において転出のほうは、農大生等もございまして、多くなっておりますが、4月に農大の新入生等が入ってきて、若干は減りますけれども、同じような数字になっている状況でございます。 ○議長(伊藤雅章君) 14番、千葉正男君。 ◆14番(千葉正男君) わかりました。それでは、全体の人口を見ても、1万6,300人から行ったり来たりですので、トータル的には同じような数値かなと思いますけれども、先ほど言ったとおりですので、よろしくお願いいたします。 それから、学校関係の話、運動能力の話ですけれども、いろいろやったからと、すぐ効果が出るものではもちろんないと思いますけれども、岩手県全体も全国に比べて低いというのは、何があるのでしょうね。割と当町の子供たちを見ても、歩いて学校にしっかり行っていますし、運動もちゃんとやっているとは思うのですけれども、それでも全体的に、町としても低い、県でも低いというのは、都会の子供たちより、多分運動という意味では動いていると思うのですが、どう考えますか。 ○議長(伊藤雅章君) 教育長。 ◎教育長(新田章君) 岩手県自体も、先ほど申し上げましたように、全国と比べると下回っているということになっておりますが、県のほうのスポーツ健康課のほうの一つの見方とすれば、ちょっと岩手県の子供たち、運動する子供としない子供の二極化が非常に最近顕著にあらわれてきていると。これが一つ大きな原因ではないかと。それで、何とか運動する子供、運動が好きになる子供をふやしていきたいということで、昨年度から先ほど申し上げました希望郷いわて60運動等を展開しているわけですが、まずいずれ一つの見方として、そういう運動をする子供さんと、運動しない子供さんが顕著にあらわれている。ただ、中学校に入りますと、本県の子供たちはぐっと上回っております。小学校段階では、こういう傾向にあるということでございます。 あと、本町を見ますと、いろいろ私も考えるのですが、一つはやっぱり統廃合によって、スクールバスで学校に登校している児童が過半数とは言いませんけれども、3分の1以上あります。これは、全国的に見ても、この統廃合によってスクールバスを出した市町村の子供さんの体力低下が各市町村の教育委員会のほうからも指摘されている実態として出ておりますので、本町の場合も、それも1つ原因にあるのかなとは思っているところでございます。 あわせて、児童数の減少によりまして、それぞれの学校ごとにスポーツ少年団活動が組めなくなってきたと、そういうのも原因の一つなのかなと、そのように思っているところでございます。 ○議長(伊藤雅章君) 14番、千葉正男君。 ◆14番(千葉正男君) 時間がありませんので、コミュニティスクールの話、残りの時間で。 今やっている学校評議員よりはもっともっと本当に学校運営協議会制度のほうが権力といいますか、中身が非常に大きい部分になってくるかなと思います。すごく重要な部分になってくると思います。学校評議員制度をしっかりと検証して、その上で学校運営協議会制度、コミュニティスクール制度をしっかりと段階を踏んで導入していただきたいのです。今まで学校長の要請で評議員が選出されてという部分もありましたけれども、今度はさらに学校全体の運営をも協議する部分でありますので、そういう形でしっかりとフォローしながら、これまでの制度を確認しながら、新たな導入に向けてしっかりと時間を設けて進めていただきたいと思いますが、その考えをお伺いして終わります。 ○議長(伊藤雅章君) 教育長。 ◎教育長(新田章君) 学校運営協議会制度を導入するに当たりましては、今千葉議員さんからもご指摘ありましたように、今までの学校評議員、学校運営協議会の前の、今現在の学校評議員制度について、きちんと成果とかさまざま課題、または成果、それらを確認しながら、その上で、その次に進む段階のことを検討してまいりたいなと、そんなふうに思っております。いずれ学校評議員制度については、取り組んでいる学校のほとんどは学校評議員制度を廃止をして、新たな学校運営協議会制度になっているところがほとんどの例でございますので、本町もそうなっていくのかなと思っておりますけれども、きちんと今までの学校評議員制度については総括をしながら、進めてまいりたいと考えております。 ○議長(伊藤雅章君) これで、14番、千葉正男君の一般質問は終わります。 お諮りいたします。休憩したいと思いますが、ご異議ございませんか。           〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認め、午前11時15分まで休憩を宣します。            休憩(午前11時00分)                                                    再開(午前11時15分) ○議長(伊藤雅章君) 休憩を解いて再開いたします。 休憩前に引き続き会議を行います。 ○議長(伊藤雅章君) 一般質問を続けます。 2番、千葉良作君。           〔2番 千葉良作君登壇〕 ◆2番(千葉良作君) 2番、千葉良作です。質問に先立って、熊本地震により被災された方々には、心よりお見舞い申し上げ、早期の復旧を願うものであります。 私は、4点にわたって質問したいなと、こう思っております。 まず第1点、協働の視点につきまして、同僚議員のほうからも先日質問ありましたけれども、私のほうからもぜひお伺いしたいということで取り上げました。 第十次総合発展計画がスタートし、新たな10年に向かって船出し、順調な滑り出しのことと思っております。期待している町民に対し、ぜひ政策が実現すべく努力していただきたいなと、こういうふうに心から思います。 私がこの中で注目しているのは、政策推進に当たって、指定を3つ設けているということでございます。 1つは、地域づくりの支援の視点、2つ目に、地域協働からの視点、それから3つ目に、男女共同参画の推進という視点。施政方針の中に、協働については地域活性化に向けた重要な視点であるから、今後も各種事業実施に当たっては協働の視点を取り入れながら進めていくと、こういうふうに力強く表明されました。私もわかっているようなつもりではありますけれども、何かよくわかっていないところもあるような感じもしますので、改めて協働の視点について質問したいと思います。 まず、執行する側のほうで、この協働の視点について留意すべきことは何か、留意していることは何かということと、2番目に、特に地域、協働する場面がいろいろあるということは先日お伺いしましたけれども、私とすれば地域が留意すべきことは何かということについて、できるだけ具体的にこういうふうにやったと、こういうふうにやってこういう視点を貫いたよということをお伺いしたいというふうに思います。 2つ目に、消防団の統合についてお伺いしたいと思います。過去4年間の一般質問においては、6回以上も消防関係が取り上げられ、町民にとっても、議会にとっても非常に関心の高い問題であることは、これ間違いございません。内容については、ハザードマップとか消防車の更新、屯所の設置、消防車、救急車が通れるような道路拡張の要望などさまざまなようでございました。平成27年3月議会におきましては、消防団を中核とした地域防災力強化という観点から、消防団員の任務の重要さが取り上げられてもおりました。さきの3月議会での施政方針においては、消防団員の確保について、自治会等の協力、理解を得ながら入団につなげていきたいと、こう述べております。さらに同議会では、消防団員の定員、任免、給与及び服務等に関する条例の一部改正についてが可決され、430名の定員を400名に改正することになりました。 減らすということについて、理由は幾つかありましたけれども、その中の一つには、60万円町費削減も期待しているというふうな1項目もありました。 この後に、団員の定数を減らすということの後に、団員数増加対策と、消防団の組織再編について触れておりました。以下質問したいと思います。 条例改正と消防団の組織再編にはどんなかかわりがあるのか。430名を400名に減らしたわけですが、これと組織再編とは結びつくのかどうかということについてお伺いします。 2つ目に、組織再編する基準とか根拠についてお伺いします。1部で1行政区を担当している部の統合をするという、その根拠についてお伺いしたいと思います。 次に、100世帯未満は統合するという、これの根拠についてもお願いしたいと思います。 3つ目に、消防団特別委員会の答申書の附帯意見に、今後減らすというところの附帯意見に、「今後統合の内容を消防団で検討するように」とありましたが、この意味は何でしょうか。これをどう実施したのでしょうか。結論はどうなったのかということについてお伺いしたいと思います。 (3)番、提示された再編は消防団の最高幹部会でも決定されたようですけれども、再編提案から決定までの時間的経過、会議の回数などについてお知らせ願いたい。 (4)番、本年2月に藤巻・御免高谷野へ統合について説明を行ったと、こういうふうにありますけれども、この説明会にはどういう方々が参加したか。参加者、それから何回ぐらいやったのか、それからどんな説明をしたのか、参加者からはどういう意見が出されたのか、そして2月に行っているようですが、その後どういうふうな経過をたどって現在に来ているのかということについてお伺いしたいと思います。 それから、(5)番、その後のほうに、川目・高谷野原、長志田・千貫石と、それから二ツ森・遠谷巾の再編がうわさとして流れておりますが、地区にしても、それから消防団にしても非常に不安が先行している状況であります。早急に手を打つべきであると考えますが、どういうふうなことを考えておられますか。 そして、6番、以前といいますか、昨年、高谷野原の屯所にアスパラを描いたペイントがなされました。そこには、「消防団入って示す郷土愛」というふうな標語も書かれておりますが、そういう消防団の意気込み、それから数少ない消防団員ですが、そういうふうな意欲を持ってペイントが30万円ですか、地域協働でかけたわけです。そういう意気込みについてどうお考えでしょうかということをお伺いいたします。 3つ目は、南方幼稚園職員の配置ということでお伺いしたいと思います。町教育委員会の目標の第1に、幼児教育の充実を掲げられております。方針では、各園の特徴を生かしながら、幼児期にふさわしい総合的で多様な遊びの体験を通して心身の調和のとれた発達が図られるように努めるとあります。全くそのとおりであります。 4月に南方幼稚園の入園式がありました。幼児教育の3年間は、どこの教育機関にも増して成長著しく、一日たりとて無駄にできません。そして、すばらしく成長して、3年後には卒園して小学校に行くと、こういうことで、いつもびっくりしております。しかし、今年度の入園式に出席して驚いたことが一つありました。それは、年中組、四十数名おりましたが、担任が1名しか配置されていないと入園式のしおりにありました。年少、年長は二十数名に1名の担任や補助教員が配置されていたわけです。いろいろ園で不足するものがあっても、現場では工夫と努力でカバーされております。ですが、担任の不足だけはどうにもなりません。基本中の基本だからであります。保護者も、これについては非常に不安を抱いておりました。 その後聞いてみたところ、担任も解消して2人になったというふうに聞いてはおりますが、たとえ数週間であろうと、これはスタートのときの担任、なぜそういう事態になったのか。時間の経過を聞きたいと思います。突然そうなったのではないとは思いますが、そこのところを伺いたい。それを知った教育委員会で対応はどうなされましたか。それから、現場での苦労はどうだったのか、どういうふうにお考えでしょうか。そして、今後こういうことが考えられますけれども、これについての今後の対応の決意をお伺いしたいなと、こういうふうに思います。 4番目に、子ども育成条例は教育振興運動という質問事項ですが、私は3月の議会でも子ども育成条例についてはお伺いしました。昨年の試行を経て、いよいよ全面実施となりました。第一小学校での試行では、子供たちの目標、自己肯定感に一定の成果を上げたと思われます。しかし、それは学校内での処理だけで終わったことを私は大変残念に思います。地域を掘り起こし、地域に子供を取り戻し、地域で認めることによって効果は一段と上がるのではないかと、これは育成条例を決めていくときに、そういう発言もいっぱい出ました。子ども育成条例は、まさに金ケ崎町教育振興運動の再起動ではないかと、こういうふうに思います。その立場にしっかり立って取り組むことが必要だと私は3月議会でも申し上げました。 4月17日の新聞に、行政区長、自治会長会議の記事が掲載されました。気になる発言が載っていました。子ども育成条例の説明の中に、自治会長にアドバイザーの依頼があったら快くお引き受けくださいという1行があったわけですが、依頼があったらではなくて、依頼をして自治会ぐるみで子供たちを育てていくという姿勢が少し足りないのではないかと。前に連合会の会長に大松沢靖一という会長がおりましたが、彼は、自治会長が子供の名前を知らないで自治会長ができるのかということをかなり力説しておりました。そういう意味で、アドバイザーの依頼があったときによろしくということでは、施行のときと同じで、学校の中だけで処理して、そしてやるのであればそんなに難しいことはないのですが、やっぱり地域に声をかけるというのが、これの運動ではないのかと。この1番に質問した協働の視点というところが、ここにかかわってくるわけですが、そういう意味で、この子ども育成条例の全面実施に対して基本的な立場、考え方、実践の方法、見直し、効果についてどうお考えなのかお伺いしたいと思います。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。 町長。           〔町長 髙橋由一君登壇〕 ◎町長(髙橋由一君) 2番、千葉議員のご質問にお答え申し上げます。教育長にもお尋ねでございますが、私のほうから先に答弁をさせていただきます。 議員のご質問のとおり、第十次総合発展計画では、政策を推進する視点、連携と協働を設けているところでございます。 まず、執行者が留意すべきことは何かというご質問でございますが、第九次総合発展計画におきましても、住民主役の協働のまちづくりを政策に位置づけをし、補完性の原則に基づいて、地域の抱えている問題をみずからの問題と捉え、地域課題の解決や地域の活性化に取り組むことを目指してきたところでございます。 具体的には、地域づくり協働補助金制度や地域活性化委員会による地域協働の事業の実施、あるいは地域づくりフォーラムの開催により、地域づくりの取り組みの共有や学習等を進め、地域づくりを進めてきたところでございます。地域協働の取り組みを行ったと、こういう内容でございます。 住民と行政の協働に一定の進展があったと感ずる一方で、自治会は行政の下請機関あるいは行事や同意が多く、役員のなり手がいないなど、自治会活動自体に負担を感じていることも聞こえているところでございますし、協働を進めるに当たっての課題も見えてきたところでございます。 そのような中、第十次総合発展計画においては、執行者が留意すべきことの一つは、住民と行政、執行者はパートナーであるという原点に返り取り組む必要があると、こう考えております。 現在金ケ崎町を取り巻く環境は、高齢化や人口減少によりまちづくり、地域づくりの大きな転換期に来ていると思っております。地方創生で大きくクローズアップされている人口問題ですが、一番の問題は急激な人口減少により、現在の社会システムが機能不全を起こすことと言われております。当町でも、今後人口減少が予想されていますが、地域ごとにその減少の仕方は大きく異なっていることから、6つの生活圏ごとの事情に対応しながら進めていることといたしておるところでございますし、昨年度西部地区をモデルとして日常生活調査を行ったところであり、5月9日には自治会長、民生委員、児童委員を対象に報告会を開催し、活発なご意見をいただいたところでございます。 そのような中で、特に人口減少や高齢化等の地域の実情に配慮しながら、事務執行に努める必要があると、こう思っております。例えば町では、さまざまな事業や各種団体等が存在しており、またさまざまな調査等にご協力をいただいているところでございますが、行政区や生活圏ごとに見ると、人口減少や勤務体系の変化などにより、役員の担い手が少なくなっている地域も出てきております。行政としては、必要なことは必要なこととしながらも、住民や地域の方の負担を軽減できる、このような事務の見直し、あるいは改善を一層進める必要があると考えております。 次に、地域が留意すべきことは何かというご質問にお答えをいたします。今後の大きな課題は、さきにも述べたとおり、高齢化と人口減少により、地域づくりの大きな転換期にあるという認識を持ち、次の世代を中心に多くの方が地域づくりに参加する、参加しやすい雰囲気をつくることが現在地域づくりの中心を担っている皆さんにお願いをいたしているところでございます。特に高齢者がふえ、若い世代が減るという構図の中で、自助や共助の機能が低下し、急激に地域の活力がなくなっていくことが危惧されますが、行政も生産労働人口の減少による税収の減、あるいは人口減少による上下水道の経営悪化等によるインフラ管理に係る費用の増加等、向上機能の低下にもつながることが予想されているところでございます。よって、自助や共助の低下を行政が支援するということが難しい時代に入っていくような、そういう状況でございます。 そういう状況を避けるため、まず家族や隣近所による支え合いをしっかりと維持し、集落や自治会、生活圏での共助をより進めていくことが必要になってきますし、行政や各種団体、場合によっては他の生活圏との連携や企業との連携についても積極的に考え、住みなれた地域で安心して生活し続けるために大きな考え方の変化も受け入れていく必要があると考えております。 また、第十次総合発展計画では、各政策に期待される取り組みと行政の役割という項目を新たに加えたところでございます。その中で、政策ごと、施策ごとに住民や地域、関係団体に今後求められると思われる事項を記載いたしております。地域により状況も異なっていますので、一概に記載内容がそのまま当てはまると、こういうことではございませんが、これから協働を進めるに当たっての一つの考えとして、今後行政や関係団体と積極的に対話の場を設けながら、住民や地域、関係団体、企業、合意形成、そういうことを考えるそれぞれの立場を、あるいは役割、これを認識しながら、よりよい方法や協働、連携の道を模索しながら進めてまいりたいと考えております。 次に、消防団の関係について申し上げます。消防団の統合でございます。まず、条例改正と消防団の組織再編のかかわりについてでございます。当町の消防団は、明治32年の設立以降、合併、組織再編の繰り返し、そして昭和46年度に現在の4分団21部体制となりました。消防団員の条例定数についても、当初は450名でありましたが、平成16年度に430名となり、今年4月より400名とするなど、状況に応じて改正をしてきたものでございます。 当町の消防団員数は、平成17年度以降400名を割り込む人数で推移をしており、町の人口自体が減少傾向にあることを鑑みれば、430名の条例定数を満たす可能性は非常に厳しいと判断をするとともに、数年前より存続の危機を訴える部があり、現在の組織での枠組みを見直す時期と判断をしてまいりました。 次に、組織再編の基準、根拠ですが、金ケ崎町消防団として特別委員会を組織し、組織再編を検討したものであります。話し合いの中で、1行政区で1部を構成する部より、部存続が困難であるとの話があったことから、各部で担当する世帯数に52世帯から1,172世帯、大きな差がございます。組織再編の中で見直す必要があるという話があったことから、消防団として統合の基準を決めたものでございます。 また、附帯意見については、特別委員会で話し合った内容を消防団として組織決定すべきとの意味で、次の質問にもございますが、12月に組織決定しております。 次に、再編提案から幹部会議で決定されるまでの経過でございますが、10月から12月までの5回の会議を開催いたしております。ここでの答申を受けまして、2度の幹部会議を経て、消防団として再編を組織決定されたものでございます。 次に、地区への説明についてでございますが、2月25日に担当課、消防団幹部等から藤巻、御免、高谷野自治会長へ第1分団第6部と第3分団第1部の合併について説明を行い、平成29年4月1日に合併すること、平成28年度中に合併に向けた準備を行うことについてご理解をいただいたところでございます。 次に、川目と高谷野原、長志田と千貫石、二ツ森と遠谷巾の再編についてでございます。この組織再編につきましては、消防団の組織決定を受けまして、3月8日全員協議会で説明の後、町長から消防委員会へ諮問をし、平成28年3月9日で適正であるとの答申を受け、再編を決定したところでございます。この内容は、その後の消防団幹部会議でも説明をし、消防団への周知は終了いたしておるところでございます。ただ、実施に向けた具体的な説明につきましては、今年度操法大会が支部、県、全国大会と、こう続くために、行事のその状況を勘案しながら、対象地区への説明会を重ねていくと、こういう予定をいたしております。 最後に、消防団の意気についてでございますが、高谷野原屯所のペイントのみならず、町においては平成27年度に消防団加入促進事業に取り組み、ホームページ開設や紹介動画作成、消防団員優遇サービスの開始など、さまざまな事業を展開し、結果として5月31日現在、362名と昨年を8名上回る団員数となっており、消防団の意気は高まってきていると、こう考えているところでございます。 以上で答弁を終わります。 ○議長(伊藤雅章君) 次に、教育長の答弁を求めます。 教育長。           〔教育長 新田 章君登壇〕 ◎教育長(新田章君) 2番、千葉良作議員のご質問にお答えをいたします。 まず、南方幼稚園の職員配置に関してのご質問でございますが、学級担任となります講師がなかなか見つからなかった件につきましては、多方面の方々にご迷惑とご心配をおかけし、大変申しわけなく思っております。特にも保護者の皆様方には、自分の子供の学級がどうなるのか、かなりご心配されたことと思っております。このようなことが今後起こらないよう、万全の対策をとってまいる所存でございますが、この事態になってしまったその経緯をご説明いたします。 平成27年度は、学級担任をお願いしております講師が全町で4名おり、昨年の10月、来年度も継続して講師としてお願いできるかを確認したところ、退職を希望する講師が複数いることがわかりました。そこで、例年に倣い、園の先生方に新規卒業生や自宅で待機している方などに声がけをするなど、講師を見つける取り組みをしていただきましたが、なかなか見つからず、教育委員会では1月に入り、ハローワークを通じて募集をかけるとともに、園の先生方には引き続き1月以降も知人等を介するなど、講師を見つけるための努力をいただくとともに、奥州市や北上市の幼稚園、短大や専門学校等を初め、南は一関から北は盛岡まで、関係各署へ紹介を依頼するなど、あらゆる手段を講じて確保に努めてまいりました。 しかしながら、3月末になってもなかなか見つからなかったため、新年度の始業式や入園式まで2週間となりましたことから、幼稚園と協議の上、新年度は4歳児を1学級として進めることにし、そのことを保護者に説明しご理解をいただくため、3月31日付で臨時保護者会を開く旨の文書を保護者に発送したところでございます。 4月6日の保護者会では、担任をお願いする講師1名が確保できなかったこと、そのために4歳児を1学級編制として当面進めること、それに伴い、個々の園児に対する細やかな指導に配慮するため、幼稚園教諭の免許取得者の支援員を含め3名の支援員を配置することを説明申し上げ、保護者の方々からご理解をいただいたところでございます。その後、4月12日、入園式の日にハローワークから応募があった旨の連絡が入り、13日に面接等を行い、採用に至ったものでございます。 教育委員会といたしましては、先ほどの経過の中で、幼稚園と相談しながら講師を見つけるよう努力するとともに、その後の進め方を相談することや、保護者宛ての文書の作成や、4月6日の保護者会での説明、支援員1名の増員、面接や採用など、教育委員会としてしなければならないことに全力で取り組んでまいったところでございます。 また、現場の苦労はどうだったのかとのご質問でございますが、園では大きく2つの苦労と申しますか、決断に迫られて苦慮したとのことでございます。 1つ目は、講師が見つからないことにより、学級編制をどうするかということでございます。1学級編制を3歳児にするのか、あるいは4歳児か、5歳児にするのかの決断に迫られました。また、いつ講師が見つかるかわからない状態であり、年度途中で講師が見つかった場合、子供たちの気持ちを考えると、30名を超える学級のまま進むのがよいのか、講師が見つかった場合、途中で学級を分けるのが望ましいのか、職員の配置にかかわるこのような問題と園児の心情面にかかわる心配が一番大きかったとのことでございます。このことから、最終的には講師の募集は4月末までとし、講師が1月末までに見つかった場合は2学級とすること、もし見つからない場合には、1学級のまま1年間通すことと決めたところでございます。 2つ目は、保護者に対する対応についてでございますが、保護者の皆様方に今回の件を説明するに当たりましては、保護者の信頼を失わず、子供を安心して預けていただけるよう誠実な対応をとることに心を砕いていただきました。 次に、今後の対応でございますが、まず来年度も講師を担任として任用してまいりたいと考えております。保護者の方からは、最初から本採用にすれば応募があったのではないかとのご意見もございましたが、今日の急激な少子化の時代にありまして、年々生まれる子供が少なくなり、また保護者のニーズも幼稚園から保育園へと変わり、今後幼稚園児数の減少が予測される中、幼稚園教諭を本採用としますと、今後の幼稚園のあり方等の検討の中で、例えば幼稚園の統廃合等が考えられた場合、その職員の対応をどうするかという大きな課題が出てまいります。そのため、各市町村では、学校教育法第3条の規定に基づく幼稚園設置基準の「幼稚園の学級数の3分の1の範囲内で専任の助教諭若しくは講師をもって代えることができる」という規定を適用し、幼稚園教諭が退職した場合には後補充をせず、3分の1までは講師対応としているところでございます。本町も、この対応をとっているところでございます。 このようなことから、今後は早い段階で次年度の学級編制の見込みを確認し、講師の必要数を確保するため、早目早目に募集を始めたいと考えております。 具体的には、ハローワークに依頼するとともに、先生方の知り合い等への声がけや、短期大学等への照会や依頼等を考えております。 また、応募が少ない要因の一つには、給与等の待遇についての課題も考えられますことから、他市町村の状況等を確認しながら、財政当局とも協議をし、待遇改善にも取り組んでまいりたいと考えているところでございます。 このような取り組みを通しまして、今回のような事案が二度と起こらないよう努めてまいりたいと考えているところでございます。 なお、国の幼稚園設置基準では、1学級の園児数はおおむね35人以下とされております。したがって、これについては違反していないところでございます。ちなみに、今年度、南方幼稚園の場合は、3歳児は31名、4歳児が33名、5歳児は35名で、1学級編制といたしましても、幼稚園の設置基準は満たしていることを申し添えさせていただきます。 なお、今年度4園の園児数は南方99名、六原30名、三ケ尻19名、永岡24名で、学級の園児数も一番少ない学級は3名でございます。集団活動や、なかなかそういうことの難しい面もありますが、望ましい幼稚園1学級の人数はどうあるべきか、また望ましい幼稚園の配置はどうあるべきか、今後の大きな課題と考えているところでございます。 次に、子ども育成条例に関するご質問にお答え申し上げます。基本的な立場や考え方につきましては、ご案内のとおり、家庭、学校、地域、町の役割を明らかにするとともに、それぞれの立場で協力し合いながら、子供たちの健全育成にみんなで取り組んでいこうとするものでございます。人間誰しも長所も短所も持ち合わせており、さまざまな活動やかかわりの中で長所がさらに芽を出していくこともございます。 本事業は、目的達成に向けた取り組みを通して、継続することの難しさを克服しながら、自分のよさに気づいたり、自分に自信を持つ機会を見つけてほしいという願いに基づいております。昨年度は、ご案内のとおり、第一小学校に協力をいただき、試行させていただきました。本年度は、その試行の成果を踏まえながら、全小学校6年生児童を対象に実施することとして、現在準備を進めております。去る5月24日には、各小学校の副校長及び6年生の担任教諭への説明会を開催し、昨年度の施行の実践発表と実施における留意点等を確認したところでございます。今月中に各子供たちが自分の目標を設定し、その目標に合わせたアドバイザーを決めることとなっております。アドバイザーには、子供たちの取り組みに適切な助言や指導をお願いすることとなりますが、できるだけ先生方以外の方にお願いすることが望ましいという昨年の試行結果もありますので、そういうことも生かしながら進めてまいりたいと考えております。 その後、7月から9月まで実践し、10月に取りまとめを行い、アドバイザーからの評価をいただき、12月にチャレンジ賞等の授与式という流れを想定しております。昨年度の施行では、児童の設定した目標が体力向上、家事の手伝い、習い事の上達などが多く、アドバイザーには26人中18人がスポーツ少年団の指導者や塾の先生、そして保護者や家族の方々でございました。 実施の効果といたしましては、昨年のアンケート等から言えますことは、子供たちは目標に向けひたむきに取り組むことで、頑張ることの難しさとともに、大切さややり遂げた達成感、成就感などを感じ、自分に自信を持った子が多かったと捉えております。また、コメントの中には、やってみて、親の大変さがわかったというご意見もございました。さらに、アドバイザーの方からは、子供たちの頑張りに感心したという旨のコメントが多く見られました。このように、子供をこれまで以上に見守り、褒めたり認めたりするよい機会になったのではないかと考えております。 委員ご指摘の、学校内だけの処理で終わってしまうという点につきましては、確かに一人一人の取り組みを町内のさまざまな方々のご指導をいただきながら進めていくことが理想であると理解しておりますが、今年度は全部の小学校で実施するものであるとともに、どの担任の先生方にも初めての取り組みとなりますことから、慎重かつ着実に進めてまいりたいと考えているところでございます。そのためにも、目標も子供自身の考えを尊重し、アドバイザーを身近な方にお願いするとしても、あえてかえさせるようなことはしないように考えております。 今後は、今年度の実践を検証し、次年度以降の取り組みの改善に生かしてまいりたいと考えております。具体的には、学校内、家庭、学校外の地域などからの目標設定や、その目標も短期目標と長期目標の設定、さらには子供たちの努力や頑張りを認め励ます式のあり方や、励まし賞の内容などについても考えてまいりたいと考えているところでございます。 また、この取り組みが校内だけで終わらないよう、保護者や地域の方々みんながかかわることを目指し、授与式の際には保護者を初め地域の方々にも参加していただけるよう働きかけることや、広報や地区の回覧等で紹介するなど、可能な限り地域の皆様方に子供たちの頑張りの様子をお知らせしてまいりたいと考えております。 以上を申し上げまして、2番、千葉良作議員に対する答弁を終わります。 ○議長(伊藤雅章君) これより再質問を許します。 2番、千葉良作君。 ◆2番(千葉良作君) 時間が余りなくなってきましたので、まず最初の協働の視点のところで、私の意見といいますか、ぜひお願いしたいところが。 これは、どこの課にもかかわることで、これからどうしても地域と協働してやっていくと、地域だけではないのですけれども、そのときに、私も地域の自治会長もやりましたが、本当に町から働きかけてもらって、それで同じように働きかけても、それでよしとする自治会長もいるし、自治会もあるし、いや、そんなのはうちのほうには介入だと言う人もおります、そういう地域もあります。これは、当然なのですけれども、ただ私、地域協働がありがたいなと思ったところは、やっぱりいろんな情報を持っているのは町なのです。自治会長のいろいろ持っている人もいっぱいいますが、多方面にわたって持っているのは町。その町から、やっぱり情報がおろされて、そしてそれに基づいて、いや、おらほうは要らないと、おらほうで、それに乗ってやるべというふうな判断が出てくるのが地域を進める上で非常に大事だなと。私は、そういう意味で地域協働がちょうど始まったころに自治会長になって、その情報でうちの自治会は、いいか悪いか、結論はわかりませんけれども、いずれ進めてきたというふうな感じがしています。 そこで、この地域協働というのは、短い時間でしたけれども、町長さんは地域づくりの補助金やっているとか、それから活性化委員会開いているとか、地域フォーラムをやっていると、これはこれでいいのですが、これは余り広過ぎるのです。大きいところに、「はい、皆さん、聞いてください」と、これはこれでありがたいのだけれども、これではやっぱりちょっと広過ぎるという。もう少しこの地域に、要らないところは要らなくていいのだけれども、欲しいところは欲しい、そういう情報を欲しいところがありますので、そこにもっと積極的に働きかけてほしいというのが私の協働の視点だったのですが、ただ役場の職員もなかなか少なくなっているということで、これも無理にお願いもできないところもありますけれども、ぜひやっぱりそういう面で、もう少し地域に働きかけてほしいなと。そして、地域がいいか悪いかは、そこでまた、全部100%なんかやれるとは思う必要はないと思うのですが、それで最後の子ども育成条例にもかかわってはきますが、やっぱり教育委員会なんかでも、このことをもっと地域におろさないと、そして地域のリーダーが、自分たちの子供は、どこに、誰がいるということがわかっていないので、これを教育委員会のせいにはしませんけれども、そういう状況なのです、今は。さっき大松沢さんの話をしましたが、本当に誰がどこにいるかなんてわからないのです。ですから、そういうのを掘り起こすための、私は一つの本当にいいきっかけだなと思って、この子ども育成条例には4年前ぐらいから賛成していたのですけれども、いつの間にかひっくり返ったり、おっくり返ったりして、何か学校だけで処理すると。学校だけで処理するのであれば、学級でもちろん担任がやるのでしょう、必ず。「はい、千葉君は、何、ことし目標にやりますか」と言えば、「ちょっと走りたいです」と言えば、「よし、一生懸命頑張って走りなさい」と、「何ぼ走ったから丸つけろ」と、それやるのですが。あと3月になれば、よかった、悪かったという評価が出てくるのです。これは、学級でやっているものだから、そんなに難しくない。ただ、そのことを地域で、千貫石の千葉君は、何かこんなことをしたいそうだよということを、ここで何も、自治会長がそこで何かにかかわるのではなくて、そういうことをしているよという、そういうことをお知らせするというところが私は一つのスタンスではないかなと思っているのです。余り難しいことを考えないで。 そして、千貫石の子供たちは、ここに何人いるけれども、この子はこういうふうな目標を持っているよ、これ持っているよというところをお知らせするだけで私はまずはいいと思うのです。そういうことを私は語っているのですが、余り複雑に考えないで、教育長さんからすれば、そんなことはとてもできないと、やっぱりきちっとやらなければだめだとは思っているのではないかと思いますが、地域から見ていれば、そういう状況なのですけれども、そんな程度の考えはいかがですか。 ○議長(伊藤雅章君) ここで、昼食の時間となりましたが、会議の進行上、このまま会議を続行しますので、ご了承ください。 答弁、教育長。 ◎教育長(新田章君) ご質問にお答えいたします。 議員ご指摘のとおりでございまして、いずれ今年度は各学校全体で120名ぐらい6年生おるわけですけれども、それぞれの定めた目標については地域の方々にもお知らせしてまいりたいと。そして、そのときには「頑張っているか」というような声がけをしていただければ大変ありがたいと思っておりますので、情報提供はぜひさせていただきたいと思っております。 ○議長(伊藤雅章君) 2番、千葉良作君。 ◆2番(千葉良作君) 時間がないので、あれですが、ぜひそれをどうやっていくかで、協力するところは、おらほうで、よしやってみろというところがあれば、もうけものだなと思っているのです。 それから次に、消防団の話なのですが、いや、消防団、経過を聞いていると、10月ごろに消防団のほうに話ししたと。それで、特別委員会を設置して、会議開いてから、私からいうと、わずか1カ月ぐらいでこの結論が出てきたと。この大事な消防団です。これがわずか1カ月ぐらいでこういうふうな答申、5回、6回会議は持ったと言いますが、これも非常に早いのです。非常に短期間で、1カ月ぐらいで、5回、6回の会議をやって、この統合の話が出てきていると。そして、その後1カ月ぐらいで決定されていると。約1カ月で藤巻や何かに説明していると。何でこんなに急ぐのですか。どうしてこんなに急いで、だかだかとやらなければだめだったのですか。そこをまずお伺いいたします。 ○議長(伊藤雅章君) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(阿部一之君) 2番、千葉議員のご質問にお答えします。 統合の話は前々からはあったのですけれども、27年度に第十次総合発展計画を見直すということもありまして、やはりそこに焦点を合わせたということでございますし、どういう形の統合かという部分については、突如10月に出てきたということよりは、前々から皆さんの消防団員の中にある気持ちの部分を整理していったということですので、急に出てきて急に決まったものではないということをご理解いただきたいと思います。 ○議長(伊藤雅章君) 2番、千葉良作君。 ◆2番(千葉良作君) 理解して、「はい」とわかればいいのですが、うちのほうの地域なんかでも、統合のところに入っているのですが、一つも、何も聞いていないです、下のほうでは、地域では。うわさ程度で、何か合併するようだよという話は聞いているけれども、何がどうするかということは何も聞こえてきていない。だから私たちからすれば、突如出てきたという感じ。お伺いしますが、最高幹部会なんかで話しする、その前でもいいし後でもいいし、その統合の当事者、そこにはどんな説明やどんな話をしているのでしょうか、したのでしょうか。 ○議長(伊藤雅章君) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(阿部一之君) 町といたしましては、消防団さんのほうに再編についてご検討いただきたいということで、その中のプロセスについて、詳しく全部町として把握しているわけではございませんけれども、方法として、4分団ある各分団長を通じて、各部の部長、それから各部長から各団員という形でお話し合いをして、そしてその結果、そういう方向がいいだろうという結論に至ったと聞いております。 ○議長(伊藤雅章君) 2番、千葉良作君。 ◆2番(千葉良作君) そうすると、下のほうでも、もう納得しているというふうに解釈していいのですか。例えば千貫石と長志田が合併するということで、もうここの2つの分団は「了解」というふうな答えが返ってきたということで聞いていいのですか。 ○議長(伊藤雅章君) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(阿部一之君) 組織決定はしてございますので、消防団員隅々まで納得しているかと言われれば、そうではないのかもしれませんが、少なくとも部長以上は納得されて、組織決定されたということでございます。 ○議長(伊藤雅章君) 2番、千葉良作君。 ◆2番(千葉良作君) どのくらい説明したかわかりませんが、私の聞いている範囲では、そんなふうには何も聞こえていない。ただ合併するよという話はしたかもしれませんが。そういうふうな流れは聞いていないのです。 そこで、消防団というのは何をするところですか、地域にとって。どうお考えですか。地域にとって消防団というのは、どんな役割を果たす集団だと思いますか。よろしくお願いします。 ○議長(伊藤雅章君) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(阿部一之君) おわかりだと思いますけれども、町民の生命、財産を守るために火災とか災害から守るための活動をするという組織だと考えております。 ○議長(伊藤雅章君) 2番、千葉良作君。 ◆2番(千葉良作君) そのとおりです。そのとおりなのだけれども、それだけではおさまらないのが消防団です。生命と財産を守るだけが消防団、それはもちろんなのだけれども、それだけではないのです、地域の目線で見ていると。今は青年会というのは、そういう組織はないです、青年会という大きなものは、名前だけあるところもありますが。でも、実はこの青年会というのは誰がやっているかというと、消防団なのです。消防団が青年会、即。これ40代も、50代近い人もいるけれども、一応そこが青年会みたいな形で地域のリーダーになっているのです。もちろん安全安心のシンボルにもなっていますし、そういう青年会とか、それと同じようなものですから、地域の行事を推進するときにも、これが先頭なのです。この人たちがはっぴ着て、その辺の盆踊りでも何でも歩くと、これでみんな安心していると。そういう非常に大きな役割を持っているのです。したがって、うちみたいな小さい部落で、これがなくなってしまうと、大変なのです。 そして、さっき、なぜ急いで統合したのかということを聞きましたが、急いで統合して、合併して、人数がふえると思いますか、団員が。というのは、会社で女の方が結婚して退社すると、寿退社とかなんとかとありますが、今ここの消防のところでささやかれているのは、合併退団です。もう今消防団は、風船で言えば満杯な状態で頑張っているのです、小さくても何でも。もういつ破裂してもいいような状態で頑張っているのです。これで合併なんて突っついたら、「もう、ああよかった」と、「俺もこれで任務が解けるな」というので、合併退団をうわさされているのです。聞いてみると、「うん、俺もちょうどいい適齢期だ、やめる」という話なのですが。だから、私は合併を急ぐべきでないと。じっくりやって、そしていかないとこれ、ここで町のほうでも消防団にいろんな何とかサービスするとか、さっき町長さんが6人ふえたとかと言っていますが、本当にこういう活動もやっているのですが、それからあと平泉のほうの新聞なんかを見ると、何かいろんな活動のやり方を研究して、そして団員をふやすような形でやっていると。今うちの小さい部落ですが、やっぱり消防団、今言ったとおり、消防団に全部お任せしてきたのです。お任せして、「おまえたち頑張っている、やれやれ」と言って、あと「そのかわり俺たちはこっち、何もしないけど、おまえ頑張れ」というのでやってきたところが非常に多いので、やっぱりこれではだめだと。やっぱりロートルでも、70代でも、80代でも、やれるところはどこかで分担して消防団の仕事を経験させて、そこにいわゆるさっき言った安全安心のところとか、そういうようなところに集中してもらわないと困るなというのが今うちのほうで語っている話なのです。 ですから、やっぱり協働の精神からいって、もう少しじっくりと、地域でやることはあるのです、たとえ少なくとも。もう少しじっくりと考えてやっていっていただかないと、これは大変困るなと、こういうふうに思っております。今のことはどうですか。 ○議長(伊藤雅章君) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(阿部一之君) 確かに議員さんおっしゃられるとおり、町内の21部の実態でいくと、千貫石を管轄する3の4部は一番世帯数が少ないのですけれども、団員も多いし、操法大会でもいい成績を伸ばしているということで、かなり自治会としてのバックアップがあるのだろうなということは感じておりますので、本当はできれば残したいところがあるのですけれども、千貫石だけではなくて、やっぱり1行政区1部という中で、団員の確保になかなか苦労しているという部があるということで、そういう話し合いが出てきたということでございます。 それで、もう一つ要因があるのですが、消防の装備という面からいきますと、大体屯所であれば30年、ポンプ車であれば約20年で更新するということにしているのですが、なかなかそういうふうにいかないで、待っている部がいっぱいあるということで、そういった部分でも、統合していかないとなかなか厳しいというところがございます。 あと、合併することによって、千貫石の消防団がなくなるということではございませんで、千貫石と長志田を管轄するそういう部をつくるということでございますので、ご理解を賜りたいと思います。 ○議長(伊藤雅章君) 2番、千葉良作君。 ◆2番(千葉良作君) ご理解したいところもありますが、私の要望からすれば、やっぱりもう少し、もう少しではない、かなり末端の団員たち、部長さんたち以下、そこに説明しながら、話し合いしながらいかないと、合併して、今は確かにこっちに10人、こっちに10人で合わせれば20人、これは、ああいいなと、この地域を守るには20人いればたくさんだと、これはわかるけれども、今言ったとおり、もう満杯状態で頑張っていますので、パンクすれば私はいなくなる、いなくなると。10人と10人が集まって、結局10人という、もうだんだん減る一方ですから。だから、そういうことになっては大変ですので、やっぱりもう少し努力して、我々も努力するから、もう少しじっくりと情報を流して、そしてやっていく、それが大事ではないかなという気がします。それがまた地域協働の精神ではないかなというふうに思いますので、最高幹部会でも決定はされているようですけれども、これをこんなに急いでやらなければならないということもないかと思いますので、何か60万円は浮いているようですので、それ以上のことは考えないで、地域を守る、ましてや高齢化で人口減少するという時代ですので、ひとつそこのところも含んでやっていただきたいなというのが私の要望です。 時間が来ましたので、終わります。ありがとうございました。 ○議長(伊藤雅章君) これで2番、千葉良作君の一般質問は終わります。 お諮りいたします。昼食のため午後1時30分まで休憩したいと思いますが、ご異議ございませんか。           〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認め、午後1時30分まで休憩を宣します。            休憩(午後 零時16分)                                                    再開(午後 1時30分) ○議長(伊藤雅章君) 休憩を解いて再開いたします。 休憩前に引き続き会議を行います。 ○議長(伊藤雅章君) 一般質問を続けます。 3番、阿部典子君。           〔3番 阿部典子君登壇〕 ◆3番(阿部典子君) 3番、阿部典子でございます。質問の前に、さきの九州熊本地方を中心に発生した地震により被害に遭われた被災地域の皆様に、心よりお見舞い申し上げます。また、被災地の一日も早い復旧をお祈り申し上げます。 それでは、一般質問に移ります。3点について、町長並びに教育長の答弁をお願いいたします。 1、近年の大災害から見る当町の防災計画について。過去、平成7年の阪神・淡路大震災を皮切りに、平成23年の東日本大震災、そして今回の熊本県を中心に発生した大震災と、甚大な被害をもたらす地震が発生しております。当町における防災対策は町民の生命、財産を守るべく災害対策基本法に基づき災害予防策、災害応急対策等、復旧復興に至るまできめ細かい計画を策定し、行政としての役割はもちろんのこと、町民一人一人が災害に対する認識を深め、自助、共助の意識を高めながら防災に取り組む姿勢を重視していることは承知しておりますが、もし熊本で発生した直下型地震に匹敵する災害が当町近辺で発生し長期化した場合、金ケ崎町地域防災計画に沿った対応がなされると思いますが、災害経験を生かした計画であっても、さまざまな課題が出てくるのではと心配するところであります。 この計画の中で、次の事項について、本町の対応準備が万全であるかお伺いしたい。 1、物資の管理及び対応について。備蓄物資は期限のもの、補充の必要なものについて定期的に確認をしているか。避難所以外に人が拡散した場合の対応及び伝達方法、さらに当町として何日分の物資を備蓄しているのか。 2、避難場所、避難所の周知及び方法について。避難場所か避難所かとする判断、伝達方法、在町外国人への周知方法。 3として、避難訓練のあり方について。行政として災害時における訓練、シミュレーションは行っているのか。地区における避難訓練に地区担当職員の参加はないのか。 4として、文化財への対応について。災害後にとるべき対応策等、確認周知されているか。 5、PDCA、計画、実行、確認、改善について。熊本大震災を受け、当町として強化、改善すべき問題点があったのか。未曽有の災害は、いつ発生するかわかりません。備えあれば憂いなしの言葉があるように、過去の災害経験を生かすことのできる防災行動計画であるよう期待したい。 2とし、児童生徒の通学路の安全確保について。先般金ケ崎小学校児童の父兄から、通学路について次のとおりご指摘がありましたので、現場に赴き状況を確認しました。場所は、小学校東校門の前から社会福祉協議会前及び4号線付近右折部分の側溝等でございます。街地区の学童が南北から合流する通学路でありますが、30から70センチメートルの側溝や草に覆われた水路が多くあります。幸い町体育館側に歩道があり、現在まで事故報告を聞いておりませんが、路肩の弱い箇所等も見受けられますので、誤って足を踏み外した場合、大きな事故につながりかねない状況です。側溝、水路の水かさが増しますと、なおさら危険です。将来を担う子供たちが安全に通学できるよう、事が起きてからではなく、危険箇所については確認のうえ、早急にふたをする等の対策をされますよう強く要請し、所見を伺いたい。 3とし、在京金ケ崎人会の町花サツキの植栽協働事業にどう対応するか。このことに触れる前に、サツキは町花と言われているが、近辺を散策してみると、これにふさわしい町の景観を見ることができず残念でならない。この花が町花となった経緯について、まず伺いたい。 さて、在京金ケ崎人会は、昨年創立30周年を迎え、「在京」から「在郷」のきずなとして「さつき植栽基金」を立ち上げ募金活動を実施、昨年10月11日に開催された新町誕生60周年記念式典の際、50万円を町に寄附していただいていることは記憶に新しいところです。会は、今後も継続して基金を募り、事業の中核として位置づけ、積極的に取り組むとしております。遠く離れて暮らしている方々がサツキに思いを託し、ふるさと金ケ崎とのきずなを保つため、熱意の活動をされていることに町としてどのように対応しようとしているのか所見を伺いたい。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。 町長。           〔町長 髙橋由一君登壇〕 ◎町長(髙橋由一君) 3番、阿部議員のご質問にお答え申し上げます。教育長にもお尋ねでございますが、先に私のほうから答弁をさせていただきます。 初めに、備蓄物資の管理及び対応についてでございます。当町では、さきの東日本大震災の際に支援を受けた物資と、町内スーパーなどから災害時に調達するいわゆる流通備蓄を組み合わせた備蓄物資の管理を行ってまいりました。しかし、保存食などの備蓄物資の賞味期限が一気に到来すること、また流通備蓄を期待するスーパーそのものが被災する可能性があることから、平成26年度より備蓄開始をいたしております。備蓄数量は、岩手県の備蓄数量や平成19年大雨洪水時の三ケ尻での自主避難人数を参考にしながら、100名、3日分の食料や水、そして毛布、簡易トイレなどを保管することとし、一度に賞味期限が到来しないように、毎年5分の1ずつ備蓄を行い、定期的に確認をいたしておるところでございます。 食料、水の保存期限は5年で、保存年限が到来する5年目の防災訓練で順次使用する計画でございます。 また、避難所以外に人が拡散した場合の対応及び伝達方法ですが、町においては指定避難所以外に拡散しないよう、町の指定する避難所への誘導を基本としますが、避難所以外に避難せざるを得ない住民が生じた場合は、災害対策本部の中で、その対応と伝達を行っていることとなっております。 次に、避難所、避難場所の周知及び方法についてお答えをいたします。避難場所は、災害発生時に町民が一時的に避難する場合の広場を、避難所は被災者を収容する各地区の公民館、地区センターを指すものとして、町の地域防災計画で定めているところでございます。 ご質問の避難場所か避難所かとする判断については、例えば大きな地震の場合は避難場所へ、堤防決壊で洪水の危険が迫っているときは避難所といった避難になろうかと思いますが、一刻を争う大規模災害が発生した場合は、町の災害対策本部長の指示を待つのではなくて、個人や自主防災組織の中で、素早く避難所や避難場所に避難できるよう日ごろより訓練を積み上げていっていただきたいと考えております。 なお、避難所等の設置場所については、在町外国人を含め、町防災マップを全戸配布するとともに、町のホームページに掲載し、転入者についても転入手続の際に配布をし、周知を図っておるところでございます。 また、災害時、住民避難が必要な場合は防災無線や広報車、あるいは奥州エフエムなどを使って周知を図ることといたしております。 次に、避難訓練のあり方についてお答えをいたします。町においては、毎年度さまざまな災害想定、シミュレーションのもとに防災訓練を実施いたしておるとともに、昨年度は岩手県総合防災訓練金ケ崎会場として、大雨洪水災害と震度5強の地震発生という複合災害を想定した訓練を実施しております。 地区における避難訓練への地区担当員の参加ですが、災害発生時には町職員は災害対策本部の指示のもとに、各地区の人的、物的被害の調査や応急対策、避難所開設などの業務を担うこととなりますので、各地域の避難訓練は地区担当職員の出席によらず、各自主防災組織での訓練をお願いいたしたいと考えております。ただし、訓練時の技術的アドバイスが必要な場合は、生活環境課を通じての県のアドバイザー等を派遣することが可能でございますので、ご活用をお願い申し上げたいと思います。 次に、文化財への対応についてお答えをいたします。町地域防災計画では、文化財等の災害予防対策として、1つは防火デー等の行事を通じた町民の防火、防災意識の高揚、2つ目は、防災施設等の整備と定期的な保守点検の実施、3つ目は、自衛消防隊等の編成及び訓練の実施等を定めておるところでございます。これらに沿って文化財防火デーの際には、消防署や地元自治会、そして防災協力会などの協力をいただきながら、文化財施設への延焼を想定した通報訓練、さらには避難誘導訓練、そして持ち出し訓練、初期消火訓練等さまざまな訓練を実施しながら災害時の対応を確認するとともに、住民への周知を図っているところでございます。 次に、PDCA、計画、実行、確認、改善についてお答えをいたします。今回の熊本地震を受け、当町としては強化、改善すべき事項についてでございますが、熊本地震においては、避難所に入り切れず、あるいは障害や高齢者、さらには幼児同伴等の理由により、車やテントで避難生活を送る方が多かったなどの問題点があったと、こう思っております。このことから、避難所運営につきましては、町で指定している避難所のみならず、指定していない公共施設の活用や福祉施設、さらには近隣市町との受け入れ協議等、さまざまな避難所を確保しながら、避難者のニーズにできるだけ寄り添った避難所運営の必要があると、こう考えております。 また、災害対応において、被災者のプライバシー確保やアレルギー対策、さらには女性の視点による配慮、介護者の対応、そしてペットの対応など、年々要求される内容が高度化あるいは細分化してきておりますので、町職員のみならずではなくて対応が難しいと、こういう状況の中では、住民、自主防災組織の自発的な役割分担、これもいただき、こういう方々のお力を入れながら、その訓練、さらには研修機会をふやしていくことが重要だと、こう考えておるところでございます。 次に、町花サツキの植栽協働事業への対応についてお答えをいたします。初めに、町の花でございますサツキとなった経緯についてでございますが、町では明るく豊かな住みよいまちづくりのための生活規範として、新町誕生15年の節目に当たる昭和45年に町民憲章を制定しております。その後新町誕生20年の節目に当たる昭和50年に自然に恵まれた当町のシンボルとして、花、鳥、木を町民から公募をし、選考委員会において審査を経て、それぞれサツキ、ヤマドリ、スギを選定したと、こういう経過がございます。サツキの選定理由につきましては、常緑の低木であり、頂芽に1つないし2つの紅花、赤い花を咲かせ、開く様子、それが生成発展する町政にふさわしいと、そういうことから採用されたと、こういう経過でございます。 次に、サツキ植栽事業についてでございます。昨年在京金ケ崎人会より寄附いただきました「さつき植栽基金」につきましては、在京金ケ崎人会より金ケ崎駅前ほか、道路に沿ったサツキの植栽などを提案を受けたところでございます。現在役場庁舎前にはサツキがありますが、町として来町された方々の目にとまり、さらには当町を思い出すときにサツキの風景が思い浮かぶような場所へ植栽したいと考えております。在京金ケ崎人会の動向、意向を踏まえながら、植栽の場所等については検討してまいりたいと、こう思っております。 実際に来町された方の目にとまる場所はどこか、サツキの成長に適切な場所かどうか、さらには交通などに影響のない場所かなど、これらを十分検討して、最もふさわしい場所に植栽をしたいと、こう思っております。 なお、植栽後はサツキの管理をする必要がございますので、どのように維持管理していくかも含めてあわせて検討する必要があると、こう思っております。このため、地域住民の方々と協議を重ねながらご理解をいただく必要もあると、こう思っております。 サツキの植栽を通して、議員お話しのとおり、在京金ケ崎人会と町民のきずなが深まり、そしてサツキの植栽が町の発展につながるような事業実施となるように十分内部検討を行い、そして在京金ケ崎人会の願い、思いを私たちも受けとめながら地域の皆さんと協議をして、この事業を進めてまいりたいと、こう考えております。 以上で私のほうからの答弁を終わります。 ○議長(伊藤雅章君) 次に、教育長の答弁を求めます。 教育長。           〔教育長 新田 章君登壇〕 ◎教育長(新田章君) 3番、阿部典子議員のご質問にお答えをいたします。 未来を担う子供たちのとうとい命を守るため、安心安全な環境を保障することはとても大事なことである重要な事項であると考えて、日ごろから学校施設や校内での子供たちの生活の様子、また通学路の状況等に注意を払う必要があると考え、その取り組みをしているところでございます。 さて、議員ご指摘の件についてでございますが、最近では平成24年度に文部科学省、国土交通省及び警察庁の3省庁合同の通知により、教育委員会、道路管理者、警察の3者による合同の点検を行ったところでございます。それ以降も、生活環境課が中心となり、教育委員会と建設課及び県南広域振興局、国道維持出張所等、関係団体による交通安全施設総点検を行う際には、各地域と申しますか、各学校から申し出のありました箇所の点検も行い、可能な限り改善策に取り組んでいるところでございます。 今回ご指摘の箇所につきましては、今までに危険箇所としての要望や報告がなかったところでありますが、今後関係機関と協議をし、早期の改善が必要か否かを含め検討してまいりたいと考えているところでございます。 また、児童生徒がみずからの命を守る意識を高めることも重要でありますことから、危険な場所には近寄らないことや、きちんと周囲の状況等を把握することなどで、継続的に安全教育を進めてまいりたいと考えております。 今後も学校や地域からの声に耳を傾け、現場確認等早急な対応を心がけてまいりますので、ご理解とご協力のほどをよろしくお願い申し上げます。 以上を申し上げ、3番、阿部典子議員に対する答弁を終わります。 ○議長(伊藤雅章君) これより再質問を許します。 3番、阿部典子君。 ◆3番(阿部典子君) ご答弁ありがとうございます。 まず、1の近年の大災害から見る当町の防災計画についてお伺いいたします。この件につきましては、さきに先輩議員も質問しているところであります。そして、過去においても触れてきた事項と思いますが、町民の皆様の生命、安全確保にかかわりますので、再度質問させていただきます。答弁された点と重複するようでしたら、再確認でございますので、よろしくお願いいたします。 まず、1の物資の管理及び対応について。物資の備蓄計画は万全の体制であると承知しましたが、当町における備蓄は指定避難所等に分散していると思われますが、この場合の主たる管理責任者はどなたでしょうか。また、分散している備蓄について、定期的に行う確認リストはどの部署に集約されているのでしょうか。幾度と震災を経験されたところでも、なお食事が行き渡らない、水が不足している、日用品が足りないなどの声を聞きます。避難所内外での支給は、迅速に対応できる体制にあるのでしょうか。 また、食料支給に当たっては、乳幼児、高齢者、病を患っている方、食物アレルギーを有する方など配慮した計画でありますが、熊本の震災ではアレルギーの子供に適食が支給されるまでに数日かかった事例がございます。実際にどの程度準備されているのでしょうか。また、どのような対応が予測されるのか把握しているでしょうか。そして、防災資機材及び消防団、自主防災組織等、使用するであろう救助用資材など、それらも準備されているのでしょうか。 以上、この件について、実情はどうなっているのか所見を伺います。 ○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。 生活環境課長。 ◎生活環境課長(阿部一之君) 3番、阿部議員のご質問にお答えします。 物資の管理でございますが、防災倉庫につきましては、中央生涯教育センターと各地区センターに防災倉庫がございまして、そちらに全部物資がそろった段階で配置をすることにしておるのですけれども、先ほど町長の答弁にもございましたとおり、東日本大震災で支援を受けて備蓄していた物資については、もう既に全部賞味期限が到来していまして、処分しております。それで、平成26年度から5分の1ずつを備蓄していまして、それがある程度数量がたまったら各地区の備蓄倉庫に保管をしたいというふうに考えております。当然管理の責任は、生活環境課のほうで行うということでございます。 それから、食料等の支給の考え方でございますけれども、当町におきましては100名3日分ということで、通常どちらの市町村においても、災害が起きた場合に支援されるまでの期間、まずその3日間は確保しようということで、これが防災の常識になっているわけでございますが、個人におかれましても、そういった備えを推奨するものでございますので、当町として、最初からアレルギーの部分とか、お子様の部分とか、高齢者の部分とか、さまざまな配慮をすればよろしいのですけれども、なかなかそこまではいけない部分もございますので、できればそういう3日分の備えはしていただきたいなという考えでございます。 それから、さらに救助用の資機材の関係でございますけれども、救助の部分につきましては、どちらかというと消防、警察の部分にお任せしている部分がございますので、そういったところで町としてそういう救助用の資機材を準備しているものではございません。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) 3番、阿部典子君。 ◆3番(阿部典子君) 先ほど期限のものについては処分しているというお話でしたが、どういう処分の仕方をしているのでしょうか、期限来たものについて。 ○議長(伊藤雅章君) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(阿部一之君) 防災訓練でありますとか、イベント等でお使いをいただくということでございます。 ○議長(伊藤雅章君) 3番、阿部典子君。 ◆3番(阿部典子君) それでは、私たち町民もある程度の備えはしないといけないというのはわかりましたので、ただ最低限、その方たちも避難所に来るときに慌てておりますので、持ってこない場合もあります。そういうところに対応できるように配慮願いたいと思います。では、この件については終わらせていただきます。 次に、2の避難場所、避難所の周知及び方法について。避難勧告等の町民への周知について、高齢者が多い地区もあるため、大きくはっきりと伝達していただきたいと思います。ふだん「熊に注意」などの放送が流れておりますが、風向きにもよると思いますが、なかなか聞き取りにくいという声が方々から聞こえてまいります。行政におかれましても、放送するだけでなく、たまに遠くから聞いてみていただいて、みんなに周知できるのか確認していただきたいと思います。これは、要望であります。 緊急避難所の開設、運営は、地区における自主防災組織等とありますが、一次避難場所及び二次避難所については基本的に行政が行うものと認識しております。しかし、大災害が起きた場合、避難所まで職員の手が回らないことも予測されます。そのような場合、避難者や住民組織、ボランティアの連携が不可欠と思いますが、避難所運営マニュアルは作成されているのでしょうか。また、避難所準備検討会の設置、避難所開設運営訓練は行っているのでしょうか。関係する集まりがあるとすれば、どのようなメンバーで行われているのでしょうか。 北上市では、休日、夜間等の時間外の災害発生に対応するため、発生直後、庁舎近隣居住職員と避難所近隣居住職員の避難所参集による緊急初動特別部署を立ち上げ、体制が整うまでの初動対応を行うこととしているようですが、当町ではどのような体制をとっているのでしょうか。長期化した場合、高齢者の方や乳幼児のいる方は特に周囲に気を使い、心細い気持ちで毎日を過ごさなければなりません。例えば幼稚園に乳幼児の物資と対象家族を集約させる、孤立しない地区割の避難所づくりなど、いろいろ考えられると思いますが、いかがでしょうか。日ごろ不規則勤務や、都合で避難訓練に参加できない人もたくさんいらっしゃいます。いざというときに避難所までの表示板、案内板があると迷わずに行動ができると思いますが、いかがでしょうか。情報伝達及び案内板の整備については、多言語の併記表示を進め、避難に支障のないように努めるとありましたので、既に設置していれば、どこに設置されているのか伺いたいと思います。 さらに、外国人や観光客、県外来訪者の方々が迷わず避難できる簡易なパンフレットなど用意して、適所に配置することも必要ではないでしょうか。 以上の点について、お伺いします。 ○議長(伊藤雅章君) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(阿部一之君) お答えします。 マニュアルでございますけれども、金ケ崎町の地域防災計画というのがございまして、こちらで避難所の運営については定めております。 運営の訓練でございますけれども、遅ればせながら昨年度、岩手県の総合防災訓練が金ケ崎会場であったというときに、初めて三ケ尻地区で実施しているということで、この訓練をことしの防災訓練においてもほかの場所ということで、全町の避難場所で訓練ができるように今後つなげていきたいということで考えております。 それから、初動態勢の件でございますけれども、緊急初動班というのがございまして、緊急初動班の職員については役場から半径2キロメートル以内に居住している職員なのですが、この方々がまず災害が起きたときに真っ先に役場災害対策本部のほうに駆けつけて準備をすると。その間に職員が駆けつけて、本物の対策本部を立ち上げる、そういう体制になっております。 それから、案内看板の件でございますけれども、避難所が町内には各地区センター、街地区は街地区センターと体育館と2カ所ありますし、百岡地区は県南青少年の家ということでございますけれども、そこだけということであればよろしいのですけれども、予期せぬ災害といいますか、災害というのは、いつ、どういう状態で起きるかわからないわけです。そこだけであればいいのですけれども、地震とか大雨とか洪水とか、さまざまな災害が想定されます。災害対策本部として設置した役場庁舎でさえ被災する可能性もあるわけですので、そうしますと案内板を立てるということが、なかなか全部の災害を想定するということは難しいのではないかなという気はしております。ただし、現在指定しております地区センターの避難所については明確にわかるように避難所の看板を設置したいということで考えております。 観光客とか外国人への対応ですが、なかなかそこまではいっていないということで、今後の検討の課題とさせていただきたいと思います。 ○議長(伊藤雅章君) 3番、阿部典子君。 ◆3番(阿部典子君) 今のお話はよくわかりましたが、やっぱり看板でなくても道路上に線を引くということもあり得ると思います。いろんな方法があると思いますので、最低限何かやっぱり考えたほうがいいのではないかなと思いますので、できる範囲で結構ですので、よろしくお願いします。 そして、最後に外国人の避難について、通訳ボランティアの育成、登録等も計画にございましたが、現在何人の登録があり、研修も行うというふうに明示されておりますが、していらっしゃるのでしょうか。あるいは、ボランティアがかなり不足しているのでしょうか、呼びかけはしているのでしょうか。今後の対応についてお伺いしたい。 ○議長(伊藤雅章君) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(阿部一之君) 実態を申し上げますと、そこまでは至っておりません。どんどん、どんどん災害が起きるたびに県や国の指針が変わりまして、さまざまな高度な要求、細分化された要求が来ます。それを少ない人数で全部対応することはできませんので、まず第1に住民を安全な形で避難所に誘導する。その生命、財産を守るという、そういう部分から順次広げていくということでございますので、今おっしゃられたことについては、今後の課題ということで検討させていただきたいと思います。 ○議長(伊藤雅章君) 3番、阿部典子君。 ◆3番(阿部典子君) 早目の対応をお願いしたいと思います。 避難所では、さまざまな要求が出てきます。設営、運営に携わる方々も被災者ですので、家族を心配しながら支援することは、精神的にも大変なことだと思います。迷うことなく、より多くの援助ができるよう、災害時の避難所対応ボランティアの育成や研修も有効と考えます。 先ほどマニュアルの作成とお話ししたのは、ボランティアの方たちが、こういうふうに募ればいらっしゃると思います。そういう方たちに最低限のマニュアルというのも必要かと思いますので、これも同時によろしくお願いいたします。 次に、3の避難訓練のあり方について。総合防災訓練、平成27年度も複合式で行っているようです。前回と比較してのことも先ほど大体お伺いしました。 次の地区担当職員について。私自身、今どなたが担当職員なのか、自分の地域において把握しておりません。後で確認したいと思います。 改めて、この防災という枠を超して、地区担当職員の役割についてお伺いしたいと思います。 ○議長(伊藤雅章君) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(阿部一之君) 先ほど町長の答弁でもお話をさせていただいたのですけれども、地区担当職員につきましては、災害時にその担当する自治会の会長さんと連絡をとりながら、その避難の状況を確認するとか、被災されている例えば家屋とか農地とか、そういう状況をお聞き取りするとか、そういったことで情報を集めてきて、対策本部に伝えてその対策をすると、そういうつなぎの役割をするのが地区担当員でございます。
    ○議長(伊藤雅章君) 3番、阿部典子君。 ◆3番(阿部典子君) 今の防災の件は、先ほどの答弁で了解したのですが、その地区担当職員の防災以外の地区とのかかわりというか、役割というのはどういうことで地区割をしているのでしょうか。 ○議長(伊藤雅章君) 総合政策課長。 ◎参事兼総合政策課長(高橋修君) それでは、ただいまの防災以外の部分の関連でお答えいたします。 現在地区に、それぞれの地区の担当員が配置されておりますけれども、これの役割としましては、主に地区行政区ごとのいろんな課題もあるということでございまして、常日ごろから行政区の配布がございますけれども、月2回配布がございますけれども、こういった場面を通じて区長さん、自治会さんが兼務しておりますけれども、区長さんといろいろ連絡情報をとりながら、地域のいろんな行政課題とかそういったのを集約しながら、それを反映させていくということでやっております。これについては、頻繁に月に毎回接触するという機会がございますので、なるべくすぐ実行できるものはすぐ実行するという形でやっております。ただ、あとは実際会えない場合は、その区長さんから連絡を職員にいただいたりしながら前へ対応していくと、こんな形で一応やっているものでございます。 ○議長(伊藤雅章君) 3番、阿部典子君。 ◆3番(阿部典子君) 今の説明は、大方理解しましたが、では先ほどの防災訓練への参加ということで、町長さんの答弁もお伺いしたところでありますが、しかしその意見収集などもということを考えると、やはりいつもでなくてもいいのですが、防災訓練などを通して確認、今地区でどういう防災訓練の仕方をやっているか、それが有効であるか、あとは改善点があるか、そういう意見の収集、あるいは地区の皆様がこういうこともしたらいいのではないかということが例えば自治会に上げられないようなこともあるかと思います。そういうことの意見収集、あるいは地区民とのコミュニケーションということも考えて必要ではないかと思います。それについてはいかがお考えでしょうか。 ○議長(伊藤雅章君) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(阿部一之君) 災害時に地区担当員を頼られて、必ずいるという前提で訓練をされるのは困るなという意味でお話をしたのですけれども、そういったお話であれば、それは可能ではないかなと思います。 ○議長(伊藤雅章君) 3番、阿部典子君。 ◆3番(阿部典子君) それでは、ぜひ今後前向きに検討していただきたいと思います。 それでは、4の文化財への対応についてお伺いいたします。私の居住している地区は、伝建群保存地区であると同時に、由緒ある神社仏閣、そして歴史文化を集約する要害歴史館があります。そして、所蔵物に関しては、歴史館と個人所有者管理に分かれております。幸い文化財所有者または管理者は、災害から文化財を守るため、必要な防災施設の整備を図り、定期保守点検も実施するとあり、自衛消防隊の方たちの協力もあって、そういうことは万全としていると思いますが、文化財保護への対応策がなされているのも理解しますが、実際に災害が発生した場合の指示をする責任者はどなたで、どこに搬入するのか、皆さんに周知されていらっしゃるでしょうか。 ○議長(伊藤雅章君) 答弁、教育長。 ◎教育長(新田章君) ただいまの質問にご答弁申し上げます。 文化財保護等につきましては、例えば城内、諏訪小路の伝建地区におきましては、火災等から文化財を守るために特別に消防のための施設を設けているところでございます。そして、具体的に火災になったときに、各個人が所有しているそういう文化財等を、例えば歴史館のほうに運ぶだとか、その辺のところについてはちょっと確認しておりませんので、確認させていただきたいと思いますし、もしないとすれば、そういうマニュアルも検討し、つくっていかなければならないなと、そのように思っているところでございます。 ○議長(伊藤雅章君) 3番、阿部典子君。 ◆3番(阿部典子君) 文化財は、先人が後世に残すため守ってきたものであります。昔を読み解く文化財が町の宝であることを再認識し、さらなる行政指導のもと、各関係機関と協力しながら対策を検討していただきたいと思います。 それでは、最後に5の熊本大地震を受け、当町としての強化、改善すべき問題点があったかについて。これは、質問ではございませんので。災害は、あすにでも発生するかもしれません。問題が都度発生するようであれば、早期に検討、改善していただきたいと思います。そして、町民と密接な組織である自主防災組織との情報の共有、連携強化、また職員についても周知徹底がなされる防災計画の構築をお願いし、防災に関する質問を終わります。 次に、児童生徒の通学路の安全確保について。私は、過般調査し、ここに危険と思われる箇所の平面図と写真を持参してまいりました。これは、後ほど当局にお届けいたします。 さて、事件、事故の多い昨今、家族の皆様はお子様の安全を第一に考えておられます。学校、または教育委員会として、通学路の危険箇所の実態調査をされたことがあるでしょうか。これは、先ほど教育長にお伺いしたところでありますが、現に危険箇所をちょっと父兄のほうから指摘されたものですから、あるとすれば対処基準と分析結果について、近々のもので結構ですので、お教え願いたい。よろしくお願いいたします。 ○議長(伊藤雅章君) 教育長。 ◎教育長(新田章君) ご答弁申し上げます。 先ほど申し上げましたとおり、24年度にああいう大々的な調査を行いましたけれども、それ以降につきましては、建設課を中心に、毎年各学校、地域と申しますか、実際は学校でございますが、学校のほうから学校の子供たちが登下校する状況を見ながら、この数カ所毎年上がってまいります。その場所について教育委員会も建設課も関係機関と連携をしながら、そこの調査して歩いております。これは、毎年実施します。そして、それをもとに、道路でございますので、子供たちの通学路は国道もございますし、県道もございます、町道もございます。国道については、国のほうに要望しておりますし、県道につきましては県南広域振興局を通して、いろいろ例えば歩道をつくるだとか、さまざまなことについて要望しているところでございます。だけれども、実際問題はその距離がいっぱいあるもので、なかなか実現しないのも現状でございますが、これについては常に毎年負けずに頑張って要望しているところでございます。 なお、町道につきましては、順次危険箇所等を勘案しながら、計画的に整備をしているところでございます。 ○議長(伊藤雅章君) 3番、阿部典子君。 ◆3番(阿部典子君) 図面にも記しておりますが、私が確認したところ、図書館の敷地に付随する側溝については、きれいにふたがされ、整備されておりますが、途切れたあたり、校門の前あたり、そこから国道4号に出るまでの間が、ふたのないところが多く見られます。注視すると、側溝、水路際は、今の時期草が多く、長く伸びた状態で、歩道と側溝水路との境がわかりにくいところ、あるいは国道4号の右折部分については、路肩が緩んでいる箇所があります。異常気象での豪雨、増水したときにはなおさらかと思います。このような危険箇所は、金ケ崎小学校に限らず、他の4つの小学校、中学校でも想定されることです。いろいろ協議はされていることと思いますが、現に三ケ尻小学校入り口付近の狭くなった道路端の側溝にもふたがなく、危険と思われました。 過日の下校時、たまたま下校児童と出会いましたが、歩道で話に夢中になりながら横広がりで歩いたり、水路をのぞき込んだり、縁石の上を歩いたりする姿が見られました。子供たちの通学行動から考察すると、登校時は集団で学校に近づくにつれ緊張感が増します。下校時は、学校から離れ、自宅が近くなるに従い緊張感が薄れてくるものと思われます。学校側として、危険に遭わない、遭わせないための生徒、児童への指導、また家庭への注意、連絡はもちろん行っているとのことですが、どのタイミングで、年に何回行っているのでしょうかお伺いします。 ○議長(伊藤雅章君) 教育長。 ◎教育長(新田章君) ご指摘のありました件について、まず答弁させていただきます。 まず1点目、金ケ崎町の子供たちの通っている通学路は、先ほど申しましたとおり、国道等ありますけれども、さらには歩道の整備された場所と、そうでない場所等もございます。したがいまして、非常に交通登下校については、学校のほうでも非常に気にかけて、4月当初には必ず交通安全教室も開催していますし、さらには自転車教室を開催するなど、学期に1回そういう安全教室を開催しているところでございます。しかし、それでいいかというと、そうではありませんので、毎日下校時には子供たちに担任教諭が、「気をつけて帰るんだよ」と声がけをしたり、常にそういうふうなことは注意を払っているところでございます。 また、特にも登校については、議員ご指摘のとおり、まず集団で登校し、高学年のリーダーが道案内をするといいますか、そういうときもありますし、さらには地域の方々のスクールボランティアの方々の支援がありまして、安全に登校しているところでございますけれども、下校につきましては、低学年から高学年、それまでそれぞれ下校時間が違いますことから、また緊張感もないということで先ほどご指摘いただいたことがありますので、これらについても今後十分気をつけるように、指導の徹底を図ってまいりたいなと、そのように思っているところでございます。 ○議長(伊藤雅章君) 3番、阿部典子君。 ◆3番(阿部典子君) それでは、よろしくお願いいたします。 さらに、関連し、学校の近くを走行中、校門から走って飛び出してきたお子さんを見かけました。車の走行、出入りもあります。危険要素は側溝水路だけではなく、あらゆる角度から考えねばなりません。注意だけではなく、表示、例えば地面に黄色い線を引くなども視野に入れた防止策もあると思いますので、よろしくお願いいたします。 先生方、教育委員会におかれましては、さまざまな面からご指導されていることは重々承知しております。しかし、家族は子供が学校から帰り、元気な「ただいま」という一声と元気な顔を見ること、きょうも無事に帰ってきたなと安らぎを感じます。何か起きてからではなく、大人の責任として、町の宝である子供を守るという視点から、予算、事業優先度もあると思いますが、善良な判断の上、対応されることを強く要望いたします。 なお、通告をしておりませんが、建設にもかかわることでありますので、町長の所見もお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(伊藤雅章君) 町長。 ◎町長(髙橋由一君) 今議員のご質問の趣旨の中に、子供の将来あるいは子供たちが安心して通学できるようにと、側溝の話を主体に話がありました。あるいは、交通安全に係る機材あるいはそういう活動に対しての予算化と、こういうお話でした。私は、学校教育の中で環境整備というのが非常に大事だということで、毎年そういうことに対する予算化対応はいたしております。ただ、議員がお話しされますもっとここら辺をというのがあれば、改めて要望あるいはご意見もいただいた上で対応してまいりたいと、こう思います。 ○議長(伊藤雅章君) 3番、阿部典子君。 ◆3番(阿部典子君) ありがとうございます。 行政だけではなく、地域住民である私たちも、みんなで子供たちを守らなければなりません。危険を見かけたら「危ないよ、気をつけてね」と勇気を持って声がけをすることも必要と考えます。この件の最後に、調査、確認、改善が今後も定期的に行われることを願い、終わりとします。 次に、在京金ケ崎人会の町花サツキの植栽協働事業にどう対応するかについて。私も在京金ケ崎人会の皆様のふるさとへの熱い思いを通し、町花であるサツキを再認識する機会をいただいたことは、非常に喜ばしいことだと思います。今まさにサツキの時期であり、庁舎の前にも優美な姿を見せております。 この時期、マラソン大会、伝統的建造物群などに訪れる選手や観光客の皆様に、サツキが町花であることをアピールできないことは非常に残念でなりません。再度写真を準備しております。町内を見渡しますと、道路端にはプラタナス、街路樹やドウダン、そういうたぐいのものがかなり多いです。町施設としては、サツキを配置しているようでございますが、それを受けて、町花を町民あるいは町内の事業所に推奨してきた経緯があるかお伺いします。あるとすれば、どのような方法で、そして推奨効果があったのかをお伺いしたいと思います。 ○議長(伊藤雅章君) 総合政策課長。 ◎参事兼総合政策課長(高橋修君) それでは、お答えいたします。 町花のサツキということで、経過につきましては、先ほど町長がご答弁申し上げましたけれども、これの普及につきましては、実際のところ、必ずしも町内の各世帯とか企業とか含めて、こういう形で、「町の花ですから、ぜひ植えましょう」という形では推奨してきていないと、こういうのが実態でございます。 ○議長(伊藤雅章君) 3番、阿部典子君。 ◆3番(阿部典子君) 推奨してきた経緯がないとすれば、先ほど町長の答弁にありましたが、このことをきっかけに、行政、町民の皆様、在京金ケ崎人会がともに手をとり合い、後世に残していきたいものだと思います。しかし、在京金ケ崎人会「さつき植栽基金」に賛同し寄附を寄せられた方々は、大半が高齢であると推察されます。継続的な活動を受けて、当町としても一刻も早い対応が必要ではないでしょうか。当町の具体的な計画をいつごろから行うのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(伊藤雅章君) 町長。 ◎町長(髙橋由一君) 「さつき植栽基金」につきましては、在京金ケ崎人会のふるさとに対する思いときずなをと、こういう願いがございます。そういう意味では早い時期にと、こう思っておりますが、場所の問題、あるいは地域との協働的な意味で支援協力をいただかなければならないと、こういう点がございますので、その辺に少し時間がかかるのかなと、こう思っています。ただ、機会あるごとに在京の方々と話をしておるのは、駅前の話がありましたが、駅前の通りのところはなかなか私有地が多くて難しいなと、こういう話もしてみたり、どこかの公園あるいはシンボルになるようなところに1カ所に寄せてはどうかと、こういう話があったり、いや、やっぱりこの6つの生活圏にそれぞれ自分たちがふるさとの思いとして、そういう場所があればいいなと、こういう願いもあったりして、まだまとまっていないというのが現実でございますが、私は大事なのは、町民の皆さんの気持ちと、在京金ケ崎人会の方々が極力一致するような、合意形成になるような進め方の中で決めたいと。在京金ケ崎人会の方々は、すぐ、きょう、あすと、こういうことではなくて、もう少し先であってもいいのだけれども、できれば早いほうがいいなと、こういう願いはあると、こうは思ってお聞きをいたしております。 ○議長(伊藤雅章君) 3番、阿部典子君。 ◆3番(阿部典子君) 町長のかたい表明を聞いたところで、先ほどもお話にありましたが、時期、植栽場所、規模、どのような形式で管理、ここが一番大事かと思います。町内にある公園でも、サツキは植えてあるが植えっ放し、草ぼうぼうというところが多々見受けられます。予算、将来像をも含め、十分に検討していただきたいと思います。そして、この協働事業が実りある結果をもたらしますように、早期計画を望むものです。 さて、検討材料として、ここに提案したいことがございます。先ほど場所のこともお話ししていらっしゃいましたが、金ケ崎駅西乗降口付近、ここに線路沿いに200メーターぐらいのフェンスがあるのですが、そこも草ぼうぼうの状態です。ここに植栽を検討してはどうかなということも、いろいろ障害はあると思いますが、検討材料としていただければと思います。 また、金ケ崎駅から伝統的建造物群までの観光ロードとしての植栽、あるいはサツキ咲く時期のマラソン大会でございますので、走りながら心を和ますことのできるサツキマラソンロードの植栽、そういうものも検討していただいたらなと思います。 最後に、花を中心として郷土愛が大きく花開くことを願うとともに、来年度完成の金ケ崎診療所周囲の植栽がサツキで覆われることを願い、質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(伊藤雅章君) これで3番、阿部典子君の一般質問を終わります。 お諮りいたします。休憩したいと思いますが、ご異議ございませんか。           〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認め、午後2時45分まで休憩を宣します。            休憩(午後 2時30分)                                                    再開(午後 2時45分) ○議長(伊藤雅章君) 休憩を解いて再開いたします。 休憩前に引き続き会議を行います。 △報告第1号の上程、説明、質疑 ○議長(伊藤雅章君) 日程第2、報告第1号 平成27年度金ケ崎町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告についてを議題といたします。 説明を求めます。 財政課長。           〔財政課長 千葉達也君登壇〕 ◎財政課長(千葉達也君) 日程第2、報告第1号 平成27年度金ケ崎町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告についてご説明申し上げます。議案書3ページをお開き願います。           (以下、「議案書」により説明のため記載省略) 以上で説明を終わりますが、原案のとおり何とぞご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(伊藤雅章君) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑ございませんか。 11番、梅田敏雄君。 ◆11番(梅田敏雄君) 3月の定例会のときに繰越明許費を議決したわけですけれども、今回の繰越計算書では、2行目の総務費の地方版まち・ひと・しごと創生事業、これが金額が1,500万円ですが、繰越額が560万円、それから6款の農林水産業費の担い手確保・経営強化支援事業、この1,710万9,000円が、繰越額が896万8,000円ということでありますけれども、この2つの事業は、もう既に3月中に仕掛けていたということの理解でよろしいでしょうか。それとも、この金額に対して繰越額が減額されているということは、いわゆる国とかの決定が、この額に抑えられたというふうな理解でよろしいでしょうか。その辺の事情についてお尋ねいたします。 ○議長(伊藤雅章君) 答弁願います。 総合政策課長。 ◎参事兼総合政策課長(高橋修君) それでは、11番、梅田議員のご質問にお答えいたします。 最初のほうの総務費についてお答えいたします。地方版まち・ひと・しごと創生事業、これにつきましては1,500万円という繰り越しの予定でございましたけれども、今回は560万円ということになっております。この事業につきましては、27年度の末になりまして、国の補正で出てきたものでございました。それで、一応当初はこの事業は2つの事業を予定していたところでございますけれども、定住化の可能性調査とか、あともう一つ観光関係、ワイファイとか、この間ご説明申し上げたところでございましたが、このうちの片方、観光関係のワイファイ等の関係の部分について、今回国のほうから認められなかったということでございまして、このうち認められたほうの部分、定住の可能性調査というほうを実施するという意味で、全額の繰り越しにはならなかったと、こういう状況でございます。 ○議長(伊藤雅章君) 農林課長。 ◎農林課長(髙橋義昭君) それでは、もう一つのご質問でございます担い手確保経営強化支援事業の減額についてでございますが、当初繰り越し前の事業計画といたしましては、町から2団体の申請を国に対して行っておりました。それが最終的には予算の関係上、1団体に絞り込みをされまして、その分事業費が落ちたということでございます。なお、こちらの残りの今現在繰り越しております896万8,000円につきましては、事業の確定による見込み額でございます。 以上です。 ○議長(伊藤雅章君) 9番、千葉正幸君。 ◆9番(千葉正幸君) 9番、千葉です。財源内訳のところで、未収入特定財源、国・県支出金というのが書いてありますけれども、会計閉鎖時期の5月31日まで、交付決定はなったけれども、国から金が入らないという意味だと思うのですが、これはなぜ年度内に入らないのか、理由、いつころ入ってくるのか、その辺を伺います。 ○議長(伊藤雅章君) 答弁、財政課長。 ◎財政課長(千葉達也君) 9番、千葉正幸議員のご質問にお答えいたします。 この繰り越し事業につきましては、事業完了によりまして、補助金が支払われるという内容のものでございまして、事業が完了し次第入ってくるというものでございます。それぞれの各事業ございますけれども、その事業の完了に伴いまして、補助金請求を行って入ってくるというものでございます。 以上でございます。 ○議長(伊藤雅章君) ほかに質疑ありませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 質疑なしと認めます。 以上で報告第1号 平成27年度金ケ崎町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告についてを終了いたします。 △報告第2号の上程、説明、質疑 ○議長(伊藤雅章君) 日程第3、報告第2号 平成27年度金ケ崎町浄化槽事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告についてを議題といたします。 説明を求めます。 水処理センター所長。           〔水処理センター所長 高橋宏紀君登壇〕 ◎水処理センター所長(高橋宏紀君) 日程第3、報告第2号 平成27年度金ケ崎町浄化槽事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告についてご説明申し上げます。議案書5ページをお開き願います。           (以下、「議案書」により説明のため記載省略) 以上で説明を終わります。原案のとおり承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(伊藤雅章君) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑ございませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 質疑なしと認めます。 以上で報告第2号 平成27年度金ケ崎町浄化槽事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告についてを終了いたします。 △議案第1号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(伊藤雅章君) 日程第4、議案第1号 監査委員の選任に関し同意を求めることについてを議題とします。 説明を求めます。 町長。           〔町長 髙橋由一君登壇〕 ◎町長(髙橋由一君) 日程第4、議案第1号 監査委員の選任に関し同意を求めることについてでございます。 識見を有する者の中から選任をいただいてお仕事いただきました監査委員の髙橋順一氏、この平成28年6月30日をもって任期が満了すると、こういうことから、次の者を監査委員に選任することについて、地方自治法第196条第1項の規定により、議会の同意を得て選任するという規定内容でございます。この規定により議会の同意を求めるものでございます。           (以下、「議案書」により説明のため記載省略) 金田氏の履歴についてお話し申し上げさせていただきたいと思います。 最終学歴は、昭和46年3月、秋田県立大曲農業高等学校をご卒業されております。 昭和46年4月に青森営林局川尻営林署に採用されました。その後は、平成7年4月から東北農政局農政部経済課農業協同組合検査官、平成11年10月には、農林水産省大臣官房協同組合検査部協同組合検査官に就任をされております。平成14年4月に中国四国農政局企画調整部検査指導課の課長に就任をされまして、平成16年4月、農林水産省大臣官房協同組合検査部検査課課長補佐、平成19年4月に東北農政局総務部検査課課長に就任をされ、平成21年10月には、農林水産省大臣官房協同組合検査部検査課課長補佐、平成24年9月に退職をされております。 金田正幸氏は、人格高潔にしまして、財務管理あるいは経営管理、その他行政運営に関しまして、すぐれた識見の有している方でございます。金田氏を後任の監査委員に選任をしようとするものでございまして、任期は平成28年7月1日から平成32年6月30日まででございます。 何とぞ満場のご賛同をいただきまして、選任いただきますことをお願い申し上げまして、終わります。 ○議長(伊藤雅章君) 説明が終わりました。 お諮りいたします。暫時休憩したいと思います。暫時休憩することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認めまして、暫時休憩を宣します。            休憩(午後 3時02分)                                                    再開(午後 3時10分) ○議長(伊藤雅章君) 休憩を解いて再開いたします。 休憩前に引き続き会議を行います。 お諮りいたします。本件は、人事でありますから、質疑、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 異議なしと認めます。 したがって、質疑、討論を省略し、採決することに決定いたしました。 採決をいたします。この採決は、会議規則第77条第1項の規定により、無記名投票で行います。 議場の出入り口を閉めます。           (議場閉鎖) ○議長(伊藤雅章君) ただいまの出席議員は16名であります。 次に、立会人を指名します。会議規則第30条第1項の規定により、2人以上の立会人とともに投票を点検しなければならないとされております。 したがって、立会人は会議規則第30条第2項の規定により、4番、高橋美輝夫君、5番、有住修君、6番、巴正市君、以上3名を指名いたします。 投票用紙を配付いたします。           (投票用紙配付) ○議長(伊藤雅章君) 念のため申し上げます。 投票用紙には、本案を可とする方は賛成、否とする方は反対と記載願います。 なお、賛否を表明しない白票及び賛否が明らかでない投票は反対とみなします。 無記名投票ですので、投票議員氏名は記載しないでください。 投票用紙の配付漏れはありませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 配付漏れなしと認めます。 記載をしてください。 次に、投票箱を点検いたします。           (投票箱の点検) ○議長(伊藤雅章君) 投票箱は異状なしと認めます。 ただいまから投票を行います。 事務局長が議席番号と氏名を読み上げますので、順番に投票を願います。 事務局長。 ◎議会事務局長(後藤清恒君) それでは、命によりまして、議席番号と氏名を読み上げますので、順番に投票をお願いいたます。           (職員、氏名を点呼 投票) ○議長(伊藤雅章君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 投票漏れなしと認めます。投票を終わります。 開票を行います。 4番、高橋美輝夫君、5番、有住修君、6番、巴正市君、立ち会いをお願いいたします。           (開  票) ○議長(伊藤雅章君) 開票の結果を報告いたします。 投票総数15票、これは議長を除く出席議員数に符合いたしております。 投票結果、賛成15票、反対ゼロ票、以上のとおり全員賛成であります。 したがって、議案第1号は原案のとおり同意することに決定いたしました。 議場の出入り口を開きます。           (議場開鎖) △議案第2号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(伊藤雅章君) 日程第5、議案第2号 金ケ崎町税条例等の一部を改正する条例の専決処分に関し承認を求めることについてを議題といたします。 説明を求めます。 副町長。           〔副町長 小野寺正徳君登壇〕 ◎副町長(小野寺正徳君) 日程第5、議案第2号 金ケ崎町税条例等の一部を改正する条例の専決処分に関し承認を求めることについて提案申し上げます。議案書の8ページをお開き願います。           (以下、「議案書」により説明のため記載省略) 以上で説明を終わります。何とぞ原案どおりご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(伊藤雅章君) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑ございませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。 討論に入ります。討論ありませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。 採決いたします。採決は起立により行います。 議案第2号 金ケ崎町税条例等の一部を改正する条例の専決処分に関し承認を求めることについては、原案のとおり承認することに賛成する各位の起立を求めます。           〔起立全員〕 ○議長(伊藤雅章君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり承認されました。 △議案第3号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(伊藤雅章君) 日程第6、議案第3号 行政不服審査法の全部改正に伴う関係条例の整備に関する条例の一部を改正する条例の専決処分に関し承認を求めることについてを議題といたします。 説明を求めます。 副町長。           〔副町長 小野寺正徳君登壇〕 ◎副町長(小野寺正徳君) 日程第6、議案第3号 行政不服審査法の全部改正に伴う関係条例の整備に関する条例の一部を改正する条例の専決処分に関し承認を求めることについてご提案を申し上げます。議案書の18ページをお開き願います。           (以下、「議案書」により説明のため記載省略) 以上で説明を終わります。何とぞ原案どおりご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(伊藤雅章君) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑ございませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。 討論に入ります。討論ありませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。 採決いたします。採決は起立により行います。 議案第3号 行政不服審査法の全部改正に伴う関係条例の整備に関する条例の一部を改正する条例の専決処分に関し承認を求めることについては、原案のとおり承認することに賛成する各位の起立を求めます。           〔起立全員〕 ○議長(伊藤雅章君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり承認されました。 △議案第4号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(伊藤雅章君) 日程第7、議案第4号 金ケ崎町立幼稚園設置条例の一部を改正する条例の専決処分に関し承認を求めることについてを議題といたします。 説明を求めます。 副町長。           〔副町長 小野寺正徳君登壇〕 ◎副町長(小野寺正徳君) 日程第7、議案第4号 金ケ崎町立幼稚園設置条例の一部を改正する条例の専決処分に関し承認を求めることについてご提案申し上げます。議案書21ページをお開き願います。           (以下、「議案書」により説明のため記載省略) 以上で説明を終わります。何とぞ原案どおりご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(伊藤雅章君) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑ございませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。 討論に入ります。討論ありませんか。           〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(伊藤雅章君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。 採決いたします。採決は起立により行います。 議案第4号 金ケ崎町立幼稚園設置条例の一部を改正する条例の専決処分に関し承認を求めることについては、原案のとおり承認することに賛成する各位の起立を求めます。           〔起立全員〕 ○議長(伊藤雅章君) 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり承認されました。 △散会の宣告 ○議長(伊藤雅章君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれで散会いたします。 大変ご苦労さまでした。                                (午後 3時47分)...